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【J2日記】栃木:雷都の宿命(13.07.28)

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17時前後の空。雷雲がモクモクと発生。

激しい雷雨が止むことはなかった。

2009年以来となる試合中止。

彼の来場が影響したのか??

年間の雷雨発生日数が多いことから「雷都」の異名を持つ栃木県。7月7日の富山戦では雷雨の影響によりキックオフ時間が30分延び、昨日の愛媛戦ではJ2参入初年度の2009年以来となる2度目の試合中止の判断が下された。ちなみに、栃木は昨年もホームの福岡戦で再開試合、アウェイの横浜FC戦でキックオフ時間がずれ込む経験をしており、雷とは浅からぬ縁があるのだ。それだけに、不測の事態というよりも、雷雨には慣れている部分もあり、選手達に動揺の色は見られなかった

「ゲームをやりたかったし、勝ちたい気持ちも強かったけど、こういう事態は仕方がない」と話した大和田真史は、「神様がくれた休みだと捉えてリフレッシュできればいいし、チームの雰囲気も変わればいい。プラス、プラスに考えたい」と次節の神戸戦に向けて早速、気持ちを切り替えていた。指揮官も次に目を向けており、「この中止をきっかけにいい流れにしよう」(廣瀬浩二)と松田浩監督はミーティングで選手達に伝えたそうだ。

自然現象には勝てないとはいえ、やや落胆していた選手もいた。GKの柴崎邦博だ。「一昨日はメチャクチャ緊張して地に足がつかなかった。でも、昨日はいい状態だったので、今日も楽しみにしていた。でも、仕方がないと言えば仕方がない」と、ようやく巡って来た今季初先発の機会を水に流されてしまったことで複雑な胸中を吐露した。モヤモヤした思いは残っているが、「GKに関してはリセットされると思う。誰が出てもおかしくない状態が続くので、気を抜かずにやれることをやり続けたい」と、来週からのまた始まるサバイバルに向けて気持ちをリセットした。

「栃木らしいと言えば、栃木らしいかな。歓迎されているんだか、僕のことを嫌っているのか分からないけど(笑)。いい思い出になったなと」。

そう話したのは、昨季まで栃木に在籍していた愛媛の河原和寿。柴崎同様にこの一戦を楽しみにしていたのが、栃木サポーターにピッチに立つ姿すら見せられず。言葉の端々に悔しさを滲ませていた。ただ、河原も2009年に試合中止を経験しているだけに、「気持ちを切り替えるのは難しいけど、そこはプロなので。明日からのトレーニングに向けていい準備をしたい」と次を見据えた。また、「仕事を休んで観に来てくれた栃木の知り合いの方々もいる。そういう人達のために、またいい状態で戻ってきたい」と再試合への意欲を語り、慣れ親しんだスタジアムを後にした。

「いいゲームをしていた中で勝てていなかった。これをきっかけにいい流れにすることが大事になる」と廣瀬が言うように、連敗中の両チームはこの中止を“恵みの雨”としたいところだ。そのためには次節が重要な意味を持つ。栃木は神戸戦で、愛媛は長崎戦で悪しき流れを断ち切りたい。

以上

2013.07.28 Reported by 大塚秀毅
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