●森保一監督(広島):
「暑い中、選手は本当に走って、タフに戦い続けてくれた。それによって、勝利をサポーターに届けることができた。平日にも関わらず、たくさんのサポーターが来てくれたことによって、この首位攻防戦をどうしても勝利するというサポーターの思いが選手を動かしてくれました。
本当にタフな試合だったが、選手たちは最後まで戦った。いい集中の中で試合に入れたことで、ヤマ(山岸)のクロスを(石原)直樹がよく決めてくれた。早い時間での得点で、戦いに余裕はできた。
その後、押し込まれた時間はあったけれど、受ける時は受けるという割り切りもできたし、相手の攻撃を抑えて落ち着いて戦うこともできました。ただ、ボール保持の部分やカウンターの質のところは、修正する必要がありますね。
後半、追いつかれはしたものの、選手たちは慌てず、やるべきことを続けてくれた。それが2点目・3点目につながりました。相手の勢いに呑まれることなく、落ち着いて戦って流れを引き寄せる勝負強さを見せることができた。苦しい時にセットプレーで得点を決めて相手を突き放すなど、いい試合展開ができたと思います」
Q:ACLなどで、サッカーを通じて世界に平和都市・広島をアピールすることについて。
「我々が国内の大会でいい成績を収めることで、アジアや世界の舞台で戦う。それが、平和都市・広島を世界にアピールすることにつながると思っています。そのことによって海外からサポーターが集まれば、広島の試合を見るだけでなく、平和都市・広島の存在を知っていただくことができる。市内の中心部にスタジアムができれば、相手サポーターが試合の合間に平和公園に行くこともできますし、さらなるアピールにつながるというのが、僕の個人的な想いです(笑)」
Q:代表選手不在の中での準備について。
「難しかったのは、チーム全体としてのトレーニングする時間がとれなかったこと。ただ、日本・韓国の代表に計5人を輩出したわけですが、彼らと一緒にトレーニングできなくても国際大会を経験したことをチームに持ち帰ってくれればいい。また、広島に残って練習していた選手たちも、代表選手に負けない向上心・モチベーションの高さがある。それが合わさって、大きなエネルギーになると思っています。実際、選手間で切磋琢磨できたことが、この試合に向けてのパワーにつながった。
広島での練習では試合形式を多くして、誰が出てもチームのコンセプトを表現し、連係を高められるように考えた。代表選手たちも体力的に厳しかったと思うけれど、広島に残った選手たちにもかなり厳しい練習を課したつもりです」
Q:岡本知剛選手をシャドーに起用した理由は?
「相手が一人少ない中で、試合をより落ち着かせるために起用した。相手に得点を許さず、追加点を狙うために、全体のバランスを考えた。岡本は守備でも貢献できるし、ボールも収められる。より安定して戦うことができると思った。
最後に一言、言わせてください。今日は平日にもかかわらず、たくさんのサポーターに来て頂きました。帰りは渋滞に巻き込まれたでしょうし、明日の仕事にも響くことも想定された中で、それでもなお、この首位決戦の応援に来てくださったその覚悟に対し、選手・スタッフ・クラブ、全員が感謝しています。ありがとうございました」
以上















