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【J1:第20節 甲府 vs 新潟】城福浩監督(甲府)記者会見コメント(13.08.10)

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●城福浩監督(甲府):
「ホームでなかなか勝ててなかったので、多くの方が来てくれて熱心に応援してくれるサポーターの前で勝利を分かち合いたかった。結果的に勝点1で残念です。入れられてはいけない先制点を入れられて、苦しい時間帯だったので焦る状況になりかけて、同点に追いついたことは評価するが、是が非でも勝点3が欲しかったので、何故1点で終わったのか質のところ、戦術的なところは詰めて次に繋げたい」

Q:今週はシャドーの動きを踏まえて攻撃の部分に取り組んできましたが前の3人に対する動きについてはどう捉えているのか
「少し守備の所を意識しすぎていたところがある。セーフティな球出しをしている。最終ラインから繋ぐのとカウンターと両立させるトレーニングは引き続きやりたい。少しカウンターを意識しすぎている印象を持った。前のゲームもそうだけどカウンターでビッグチャンスを作れているので、これを薄めることなく状況判断をしっかりしてマイボールの時間を多くするバランスは時間がかかることなんで、このシステムのストロングポイントを活かしながらマイボールの時間を持ちながら前線のワントップ・ツーシャドーにもっといいボールを配球できる場面をもっと多くしていきたい。前の受け方にも課題があるけど出し手の方にも最終ラインを含めたビルドアップに少し余裕がなかった」

Q:今日の甲府は40.7度の最高気温。この厳しいコンディションでプランニングに影響は出たのか
「気候は両チームにフェア、言い訳はできない。譲ってはいけないプレー・エリアでは集中していかないと。今日のような暑さの中ではボケてしまうと失点に繋がってしまう。疲れたところで最後の技術がブレるといいカウンターを打ってもシュートの手前で終わってしまう。疲れた中で、最後の1つのコントロール、クロス、クロスの入り方の質を上げていかないと夏に1試合で勝点3を取ることが難しくなることを改めて感じた」

Q:新潟の川又は警戒していた選手だと思うが、失点の理由はなんだと捉えているか?
「1つとは言えないと思う。クロスを入れられる前の右サイドは少しルーズだったし、クロスが上がる球際も、ヘッドで入れられた競り合いもルーズ。どこかが100%でやれていたのなら誰かのミスはカバーできた、防げたと思うが、それがないと100%の力で防げなかったら失点になる。それぐらいのものを持っているのが川又選手。非常に警戒し、注意喚起していたので残念」

Q:ゴールを決めた柏選手のいる右サイドの攻撃について
「ウィングバックで(柏を)使っているのは右サイドでえぐって欲しいから。もちろん守備はやらないといけない。柏は持ち味を出したが最後のクロスが大きな課題。ゴールエリアの角まで何度もボールを運んでいるのに…。クロスだけではなく、中の選手の入り方の問題でもある。勿体ない。このチームの課題は右サイドに攻撃が偏っていること。特徴が違いますが、左サイドなりの攻撃ができるように練り上げていきたい」

以上
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