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【J1:第21節 浦和 vs 大分】試合終了後の各選手コメント(13.08.17)

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●興梠慎三選手(浦和):
「すぐに3点取られてしまったけど、試合前からこの大分戦で負ければもう優勝はないとチーム全員で言っていたので、そう簡単に優勝争いを諦めたくないし、3失点しても絶対に逆転してやろうという気持ちが一人ひとりにあったと思う。最後まで諦めなかったことが勝利につながったと思う。欲を言えば前半に2点ぐらい返して1点差まで持って行きたかったけど、後半の立ち上がり早々にマルちゃん(マルシオ・リシャルデス)がFKを決めてくれたので、あの1点が大きかったと思う」

Q:自分のゴールよりも?
「自分のはまだ2点差だったから(笑)。その時点では気が抜けなかった。でもあと1点、先にポンと取れれば絶対に逆転できると思っていたので、そういう意味でマルちゃんのFKは大きかった。

ハーフタイムには、自分は最初に『優勝したくないんか!』ってみんなに言って、『やることだけはやろうよ』と。3失点、終わったことは仕方ないし、後半も45分チャンスがあるので、やれるところまでやろうよ、と。自分としてはもう1回、チームに気合を入れるために声を出したけど、最後までみんなが諦めずに戦ってくれたので、価値のある勝点3だし、優勝争いにとどまることができて良かった」

Q:ボールを収める部分ではどうだった?
「いやあ、後半は全然収まらなかった(苦笑)。だから後ろには負担を掛けてしまった。終わりぐらいには足がつって、もうダメだと思って監督に交代してくれって言ったんだけど、交代枠をすでに全部使っていたのを忘れていた(笑)。直輝のパスから外したのはもう足がつった状態だった。で、交代してくれと言ったら監督『何を言ってるんだ』みたいな感じだったから、『何でだろう』と思ったんだけど、よく考えたら(原口)元気が前半で交代していたから枠がなかった(笑)。でも良かった。この勝点3は大きい。今日は出し切ったし、疲れた。

先に失点してしまうと気持ち的に慌ててしまう。だけど、今日はいつもと違って失点してもバタバタせずに落ちついてボールを回せたと思う。それが1つ今までと違って成長したところだと思う。焦りはなかったし、チャンスを決めきれれば絶対に逆転できると思っていた。次はアウェイで絶対に厳しい戦いにはなると思うけど、失点は余計だったけど今日みたいな諦めない姿勢を出していきたい」

●平川忠亮選手(浦和):
「セカンドボールをちゃんと拾えばチャンスは作れると思っていた。失点した後だったけど、それをつかみ出して、そこから自分たちのリズムでやれるようになったと思う」

Q:連勝して上位にプレッシャーをかけたいが?
「まずは清水戦に向けてきっちりと準備したいけど、立ち上がりに失点するというのが続いているので、その修正を含めて、また一週間きっちりとトレーニングしていきたい」

●柏木陽介選手(浦和):
「試合の入りがふわっとしていたと思うし、相手の勢いにやられてしまった」

Q:3失点の原因は?
「シュートもうまかったと思うけど、マークできるところでできていなかったかなと思う。ただ、それだけかなと」

Q:その後チームで変えた部分は?
「変えたところはない。点を取らないといけない状態になったので、チームとしてやっていかないといけないことが明確になった」

Q:自分のパフォーマンスは?
「前半はあまりボールに触るチャンスがなかったけど、普通かな。守備ではすごく貢献できたと思う。後半の大事なところでボールが取れていた」

Q:去年の札幌戦で負けたことで優勝が遠のいたという苦い経験があったが、この試合に臨む前に去年の教訓を思い出すことはあったか?
「それはあったし、ずっと監督も話をしていた。それは分かった上であまりうまくいかなかった。セットプレーで1点やられて、そのあと2失点連続でやられて」

Q:フォーメーションがマッチアップすることでやりやすさはあった?
「逆にこっちがプレッシャーをかけにいきたかったけど、逆に持たされて、奪われてカウンターをとられる形が多かった。だから自分たちのやりたいことは前半あまりできなかった」

Q:後半はいい形を作ることが多かったが?
「後半は相手が引いていたけど、しっかり引いていたわけじゃなくて、けっこうスペースもあったからやりやすかった」

Q:最後まで守備で走っていたが?
「本当に勝ちたかったから。出せるものは全部出さないといけないし、後ろに回ったことでより守備に重点を置いてプレーしようと思っていた。ボール奪取率は昔から自分は高いと思っているし、球際で取れる自信はあるし、それがチームの勝利につながってよかったと思う。そういうプレーが続けられるときはチームがいい方向に進んでいると思うし、名古屋戦も別に悪くなかったけど、チームとしての戦い方がうまくいかなかった」

Q:3失点から逆転というのはなかなかないと思うが?
「ラッキーではないけど、これでまた優勝に向かって頑張っていけるという気持ちになったし、ここで負けていたら優勝から遠のいていたと思う。1人1人が気持ちを入れて戦った結果だと思う。でも、最初からこういう気持ちの入ったプレーを前半から見せないといけないと思う。試合の最初から優位に戦えるように集中してやっていきたい」

●槙野智章選手(浦和):
「試合が終わった後にみんなが言っていたけど、昨年の札幌戦が頭をよぎった。そこから盛り返せたことは評価できると思うけど」

Q:DFとしては納得いかない?
「まあ勉強です。セットプレーのところは個人の部分があるけど、そこは個人だけの問題でもないし、セットプレーになった瞬間のシーンであったり、なった瞬間のみんなの掛け声だったり、そこはチームとしてしっかりまとまってできればいい」

●マルシオ・リシャルデス選手(浦和):
「チームにとってもいい自信になると思うし、FKの場面を思い出すと逆風だったけど、いい形でイメージ通りボールが入ってよかった」

Q:FKの時に槙野が変な動きをしていたことに気付いたか?
「先ほど啓太さんから聞いたけど、GKの前で動いていたのは見えたけど、自分があまりに集中していたので。何をやっているんだろうなとは思ったけど、彼のそういった動きがきっとGKの視界を邪魔したと思う。これからもそういった戦術を使っていきたい。本当に素晴らしいシーンだったと思う」

Q:あの1点でチームに勢いが出たが?
「そうですね。0−3でリードされていて、そのなかでものすごく取り返すのは厳しいし、ああいった気温の中で大分も素晴らしいプレーをしていたので、前半はすごく苦労した。一生懸命全員が努力した結果、巻き返すことができた。前半できなかったことが後半できてよかった。チーム全体にも賛辞を送りたい」

●宇賀神友弥選手(浦和):
「前半終了間際に慎三くんが点を取ってくれたので、まだまだいけるという声が選手からもあがっていたし、監督ももっと走って戦えと言っていたので、チーム全体として諦めていなかった」

Q:浦和はクロスからの失点が多いが?
「マンツーマンでついているので、セットプレーに関しては個人の戦いになると思うし、強い選手が揃っているなかで失点するということは集中力の問題が一番かなと思う。誰もが失点したくないと思ってやっているけど。僕らが問題をわかっていたら修正できていると思う(笑)」

Q:ポストプレーでPKを獲得したシーンがあったが?
「相手のフォーメーションが自分たちと全く一緒なので、サイドで待っているだけではボールを受けられないし、自分がボールを持っても1対1じゃなくて、1対2なのでなかなか仕掛けられないけど、俺が中に入ることで槙野は1対1の状況になるので、自分が入ることで槙野にかけるという感じでプレーして、そのなかで自分がいい形で受けられればああいうシーンにもつながる。慎三くんの1点目も自分が中に入ってスルーしたところからだった。自分が外で受けられなくて、得意な形にならないときにどうすればいいのかを考えながらやっていたけど、それが今日は攻撃の部分でいい形につながったと思う」

Q:そして得点にも絡むと?
「あれはPKじゃなくてもいいフリックだったと思う(笑)。自分が得意なプレーを消されている時にどうやって攻撃に関与するか、今日は難しい展開だったけど、少なからずゴールに絡めたのかなと思う」

Q:中に入る動きは個人の判断?
「自分の判断でもあるし、前半の早い時間に失点したことで監督も、俺が中に入って槙野に高い位置を取らせろと言っていたのが聞こえたので意識してやった。今日みたいな同じフォーメーションの相手には張っているだけじゃケアされて意味がないし、(原口)元気のところにいい形でボールが入っていなかったので、自分が動いてDFラインをうまく動かせば、元気も槙野もあいてくるかなと思って動いていた」


●山田直輝選手(浦和):
「今日は勝点3を取れたこと、チームを勢いづける勝点3が取れたことができたのがよかった」

Q:試合に入る時に考えていたことは?
「3−3になるまでもずっと押し込んでいたけど、3−3になってから少し停滞して攻めあぐねている感じだったので、前からかき回してやろうと思って入った」

Q:ボールを取りに行ってチャンスを作ったシーンもあったが?
「僕が自分で前でもらって、ミスして相手にボールがいって、それを取り戻したということだけだったので、取られないで自分のボールのままにできてればよかったけど、結果的に前で時間を作ることになったし、プレッシャーをかけることもできたので、結果的にはよかったかな」

Q:短い時間でボールを触る回数は?
「今日に関しては、4点目を取った後は前線は時間稼ぎする時間だったので……。積極的にいけるところもあったけど、1点差で勝っているのに、前の選手が無理に点を取りにいって、無理な形でボールを取られたので、そこはもっとチームのためにと徹してやらないといけない部分だったかなと思う」

Q:チャンスに絡んだ部分もあったが?
「相手も疲れていたし、ボールを持ったら前線は3対3の状況だったので。4点目を取ったあとも追加点を取れるシーンはあったので、もっとがむしゃらにいけば取れたかもしれないけど、サッカーはチームの勝利が第一優先なので、そこにもう少し徹する必要があったと思う」

●梶山陽平選手(大分):
「立ち上がりで3点取って、雰囲気はすごいよかったけど、取った直後にすぐ取られたのがよくなかったし、後半立ち上がりに取られるのもよくなかった。失点する時間帯が全部いやな時間帯だったし、失点したのも全部崩されてというより、ちょっとしたことから簡単に点を取られてしまったイメージがある。そこは全員が1点を取られたときにヤバイと感じないといけない。この反省を次につなげないといけない」

Q:監督から何か言われたか?
「監督は切り替えて次のゲームをやるしかないと言っていたが、選手は失点の時間帯が悪かったことだったり、ずっとマッチアップだったのでリードした後のカバーの意識を強く持つことだったりしないといけない。少し選手で話はしたけど、明日も時間があるし、そういう時に話し合っていきたい」

●若狭大志選手(大分):
「情けない。内容はそこまで悪くなかったけど、この世界結果が大事なので、3得点してからの失点がひどすぎる」

Q:焦りがあった?
「それはなかったと思うし、試合中も何度もリラックスして、リードしているということをみんなに言い聞かせて、余裕を持って試合を運ぼうと心がけていたけどやられてしまった」

Q:3点リードから逆転されるのはかなりの屈辱だと思うが、何が要因だった?
「そのうち2得点はPKとFKだったけど、ほかの2失点ではサイドから崩された。つかなくてはいけないところではマークにつかないといけないし、同じシステムなので浮く人はいないので、僕らが攻撃してても守備をしててもそれは同じなので。必ずマークにつかないといけないのに、僕らはうまくいかずに失点してしまった」

Q:マルシオリシャルデス選手が入ってきてからのマークは?
「マルシオは僕が見ることが多かったが、流れのなかではそこまでやらせていなかったと思う。前半の原口選手にしろ、やることは一緒で、入ってきたところにつぶしにいく。それは今週一週間、監督から言われてきたので、試合を通して、何度か入ってきたところに僕がいってカットするのはできたので、それは引き続きやっていかないといけない」

Q:マッチアップすることになったが、やりやすさはあった?
「やることははっきりしていて、目の前の相手にやられないこと。その分、やりやすいといえば、やりやすかった」

以上
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