●城福浩監督(甲府):
「今日の試合は34分の1ではありますが、我々と湘南の立ち位置を考えたら単なる1試合では終わらないというのはお互いが分かっていることでした。特に今年はナビスコカップと我々のホームでのリーグ戦で0−1で負けているので、そこの借りはどうしても返さなければいけないし、同じ昇格組ではありますが、ここで彼らに抜かれるわけにはいかないので、強い気持ちを持って、我々にできる万全の準備をして臨みました。
選手はセーフティにやるところと冒険するところを切り分けてチャレンジしてくれたと思います。もちろん前半のあのペースの中で1−1で終わるような試合運びの拙さは課題ではあるが、2−1になってからの選手の集中力や、3点目が取れればもちろんよかったがあのまま逃げ切れたという意味では、切り替えの速さやスペースの飛び出し、コンパクトさ、運動量など、今日の湘南を考えれば我々が勝点3を取れたことは自信にしていいと思います。他のどのチームよりもプレッシャーは強かったし、そういうチームに少なくとも50%以上は試合をコントロールできたという意味では、これを自信にして次の試合に繋げたいと思います。
最後に、本当にアウェイで多くのサポーターが来てくれて、彼らと喜びあえたこの瞬間を大事にしたいし、また次もホームでこういう瞬間を迎えたいと思います」
Q:F東京時代を知る湘南の大竹選手については?
「僕が相手チームの選手の評論をする立場にはないです。ただひとつ言えるのは、彼が入ってきて中盤でボールを受けて前を向いた時には左足を相変わらず持っている。そこを抑えるべく我々の布陣を変えて対処したことは事実です」
Q:福田選手のゴールが決まったのは苦しい時間帯だったと思うが、あの1点をこじ開けることができた原動力は?
「最終ラインから中盤にボールを入れられて、大竹選手から2回ぐらい際どいパスを出された。そこを抑えるべく3ボランチにして、そこからはゲームが落ち着いたと思います。オープンな展開になっているので、必ず我々がワイドに張っていれば相手は広がるので、最後のところでシュートを撃てるスペースは必ずできると思っていた。(大竹選手の)あのスルーパスが決められなくてよかったと思いますが、その後の3ボランチにしてからはゲームはある程度コントロールできたと思っています」
Q:福田選手に期待したことは?
「彼はもともとサイドバックで去年も1年間出ていた選手ですが、ゲームを落ち着かせることができることと、キックを持っている、ずっとキッカーだったので。という意味でのサイドチェンジや、もちろんゴールを決めたようなミドルシュートは期待して今週も準備してきました」
Q:後半20分過ぎから何度か裏を取られたが、疲れや集中力が原因ですか?
「今日が全部当てはまるかどうかは分からないが、僕らはスルーパスを出せるような距離でボールホルダーにプレッシャーに行けなくなるような状況に後半20分だとなってしまう。そこでヘッドアップされるとスキルの高い選手であればあのようにスルーパスを出す。そこで受け手も精度が高ければ点になるということだと思います。僕らはそれをJ1でずっと経験しているというか、1回もヘッドアップさせないことは特に夏場は難しいわけで、90分のなかで2回ヘッドアップをいい場所でされて、2回スキルの高い選手に走られたらやはり1点取られるのがJ1。あそこまで頑張ったのに、コントロールできたのに、プラン通りだったのに、と言っても、その時間帯でやられて沈んできた我々がいる。我々自身もそこで消耗しないように、そこまでの60分70分もっとスキルを上げて消耗しないようにしなければいけないことと、選手交代や立ち位置を変えて対処していくという、この両方で取り組んでいかなければいけないと思います」
以上















