●奥野僚右監督(山形):
「前半の良い時間帯に得点してゲームをコントロールすることができた。後半も追加点を早々に奪うことができ、勢いのあるかたちになったが、そのあと相手に1点を奪い返された。2点リードした後に富山がすぐに交代のカードを切ったので少しバタついた。彼らの持ち味である素早いリスタートから鋭いクロス、そして中に強い苔口君がいてヘディングで決められた。(得点直後の)取られてはいけない時間帯に失点したわけだが、その後も落ち着いてゲームを運べたと思う。富山の11番の選手(ソ ヨンドク)が2−1になった約8分後に警告2枚で退場になった。ちょっと下がぬかるんでいたのも作用したように思う。富山は少しファウルの数が多かったので、自分たちが体を張ってボールを保持することでセットプレーのチャンスが増える感じはしていた。結局は1人退場になってゲームを完全にコントロールすることができた。
課題であるリスク管理でも良いところを見せてくれた。相手が1人少なくなっても後ろで余らずにボールを保持しながら攻撃し続けることができた。その後の追加点は1点だけだったが、そこでもう少し冷静なサイド攻撃、サイドからの崩しがあれば、もっと得点できただろう。アウェイで落ち着いて最後まで戦って勝ち切ることができた。目標にしていた無失点は達成できなかったが、勝点3を持ち返ることができた。山形から来場してくれた多くのサポーターにも、安心していられる時間を多めに見せられたのではないかと思う。ともに喜ぶことができてよかった。
選手が勝負どころのちょっとしたプレーで一人ひとりが頑張ってくれたなぁと思う。ここが危ないというところで、自分の場所ではなくても、プレスにいく、戻る、カバーリングする、球際で厳しく行くといったことが勝負をこちらにたぐり寄せたのだと思う。
Q:連戦だったが攻守の切り替えも早く、選手のコンディションが良いように感じたが。
「3試合ともハードワークができていた。コンディションを整えた選手とスタッフの努力に感謝したい。運動量、切り替えのところを意識高く、相手以上に気迫をもって取り組んでくれた。そこに冷静さも加わっていたなと思う」
Q:守備の意志統一ができていたということか。
「ボールを奪いに行く時に全体が迫力をもって全員で前から行ったり、全員で帰陣して一旦かたちを整えてから奪いに行ったりと、全員の意志統一、一体感を表現できたと思う」
Q:8月は2勝3分けだった。どう評価しているか。
「終わってしまったことであり、あくまで結果。積み重ねの結果が2勝3分け。これは必ず9月につながっていく成績だと思う。これからの選手たちの活躍に期待してほしい」
以上
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