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【J2:第31節 徳島 vs 京都】小林伸二監督(徳島)記者会見コメント(13.08.25)

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●小林伸二監督(徳島):
「前半、縦に押してくるアプローチの速さを予測して話もしてあったのですが、現実にピッチに立つとずいぶん速かった。最終的にシンプルに蹴るのもいいのですが、少し時間があるのだったらサイドのサポートとかがあると次にボールが出たところから展開できる。前半はそれが出来ませんでした。その中でも2つほどカウンターでチャンスを作ってくれたというところは、よく頑張ってくれたと思います。後半は相手の足も少し止まったのでボールが回るようになったのですが、ただ裏腹で縦パス1本で点が取れたというところまではよかったと思います。
やはり相手のサイドハーフのレベルが高くて、2枚同時にそのポジションを代えてくるというのを予測しましたが、我々は前半縦の動きが多かったためスタートの選手でバテた選手が同時に出たものですから、ポジションを変えながら対応をしました。その辺で競り負けたという感じがします。
最後のいくつかの場面は守れましたが、右サイドで少し回されて裏を取られてクロスが入りました。ポジションの修正も2回目までは出来ませんでした。欲を言えばそこを乗り切りたいのですが、精一杯だったのかなとも思います。こういうゲームが今後あると思います。ここ数試合の雰囲気ではこのまま勝つのではないかというような気持ちがあったかもしれないですが、このラストの怖さというのは絶対にあります。勝点3が取れたかもしれない、でも勝点1取れたのだということで、しっかりと次の栃木戦に向けて、最後まで集中して守れなかったことをもう一度反省して準備したいと思います」

Q:こういうゲームを勝ちに持っていくために、何が必要と思うか?
「どうしても今の順位で上位クラブは走らなければいけないし、下位は積極的に戦っていくというところ。受けることなく怖がらずに、前半のようなあのプレッシャーの中でボールを回すことが出来るといいなと。ただ、アプローチの速さというのはJ2の中でもトップクラスです。そして技術もある。反面裏が取れるとチャンスになるというところもあるのですが、裏だけではちょっとしんどい。ですから回すことが出来ればいいなと思います。
それと正直言って、新しい3枚のカードが向こうの3枚に今日は負けたなと思います。向こうを上回って機能することが出来なかったという意味です。やはり京都のサイドハーフはレベルがとても高いです。そこに対して頑張ってくれましたが、少しやられたかなと思います。こういう際どいゲームを最後までやっていくということになると思います。やはり構えて待っていると消極的になって、かかってこられて受けてしまいますが、常にチャレンジャーだという気持ちでしっかり戦っていくというのは、今後残りのゲームには欠かせないと思います」

以上
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