●森保一監督（広島）：
「まずはホームで勝利して、サポーターのみなさんに勝点３をプレゼントすることができた。それが、何よりもよかった。
ゲームはタフで厳しい戦いになりました。この暑い中、選手たちは本当に最後まで集中を切らさず、走って戦ってくれましたね。新潟もタフに戦う相手でしたが、選手は新潟を上回ろうと必死な思いでプレーしてくれました。その結果として完封勝利につながった。形がどうであれ、無失点に抑え、得点を奪って勝つことができたことは、今後に向けて自信になると思います。
ただ後半は、我々に何度も追加点のチャンスがありながら、そこで追加点を奪うことができなかった。追加点を奪えていれば、もっと早い段階でゲームを決められた。それは課題として修正しなければいけない。
３連敗、そして５試合勝ちがない中で、いろんな部分でプレッシャーもかかり、難しい試合でした。でも、そういう中でも、選手は今までやってきたことをやり続けてくれた。それが、勝利に結びつきました。
今週のトレーニングでも、試合に出ている選手だけでなく、チーム全体としていい緊張感を持って準備できた。だからこそ、結果につながったことがよかったと思います」

Ｑ：この勝利から得られる今後の影響は？
「自分たちがやってきていることに自信を持ち、選手個々が“できるんだ”と思うこと。
勝っても負けても、常にベストを尽くす。選手たちは今までも、そういうプレーを見せてきてくれていました。敗戦が続く中で、自信を持つということに関しては難しかった。でも、だからこそ、今日の勝利は、自信につながったと思います。５試合勝てなくても、３連敗してしまっても、苦しい中で選手がやり続けた。また一つ、壁を乗り越えてステップアップできたと思うし、チームとしても個人としても成長を勝ち得た経験となった。そこは、今後につなげていきたい」

以上