●高木琢也監督(長崎):
「評価するには難しい試合でした。2つの理由があって、1つは引き分けましたので勝点をあとプラス2積み重ねることができたのではという見方。もう1つは岡山のプレーに我々はついていけなかった点。ある意味、局面や全体のビルドアップに関してはボールよりもフィジカルの部分が先に出てきた。そこの対応が厳しかった。その2点で複雑だった。
ただし、我々は岡山に勝点を縮められなかったという意味では良かった。残り6試合。ホーム戦4試合。大事にしていきたい。最終戦まで49日なので1日1日を大事に戦っていきたい。ただ6試合で4試合がホームというアドバンテージを受けて、今日みたいなゲームを勝てるようにしたい。選手たちもがんばっていた。力がないからというわけではないし、気持ちも気合も入っていた。
やや岡山のほうが立ち上がりは出足が良かった。ただやはり、ホームは良かった。残り6試合、サポーターやマスメディアの皆さんの力を受けて頑張っていきたい。よろしくお願いします」
Q:岡山戦に向けて、やるかやられるかという指導をしてきた。今日は90分通してどう写ったか?
「90分通して最後まで頑張ったが、ちょっと岡山のジャブを受けすぎました。大きなパンチはさほど受けなかったが、ダメージは失点だといえます。そこで相手を乗せてしまった。ただ、ゲームは引き分けたが、判定勝ちで長崎のほうがやや勝利に近かったと思います」
Q:途中出場してアシストした鄭薫聖選手への指示は?
「僕も韓国語は話せません。フンソンも日本語を話せません。指示は皆さんに聞いてほしいのですが(笑)ボードに書くしかない。それも本当に行くとかストップとか簡単なものです。長いボールをトップに当てて、そのボールのサポートに早く行けということで、持ったらドリブルということです。そのとおりしっかりやってくれました」
Q:4試合ぶりの得点については?
「今日の試合は普段やりたいことができなかったミラーゲームで、穴がなくて休める状況じゃなかった。そういう中で割り切ることが必要。僕も割り切ったし、選手たちもそうだったと思います。ただ、岡山は得点を取った後若干引いてきたし、ボールを動かすことはできたとは思う。得点を得るまで、あるいはシュートを打つまでのセカンドボールへの反応とボール奪取能力がこれからの課題。身に付けなきゃならないところ。それがもうちょっとうまくいけばシュート数も増えたし、深いところに攻めていけたのかもしれません」
Q:岡山の攻撃についていけなかったとは?
「今日のミーティングでは、このミラーゲームは10人の中で最もタイトな状況になるのは神崎と金久保だと伝えた。ワイドに関してかなりマッチアップするシーンが多くなる。そこに対しての対応ははっきりしなければならないと。ただ、守備に関して押し込まれた。そこでイニチアシブ取れなかった部分はしっかり反省していかなければならない。もちろん2人だけの問題ではないですが」
Q:田中選手の裏を突くというのは得点パターンとして想定してたか?
「裏というかマッチアップにしかならない。鄭を入れたのはボールが頭の上を行き交う状況で、ボールが入ったときの荒々しさとハングリーさが彼にはある。それに期待した。とにかく得点を取るために前に前に行く。それをかなり期待しました。すべてマッチアップゲームだったので」
Q:オプションのロングボールが効果的でしたが?
「できるだけ使いたくなかったが、こういう状況になったし、ゴールに直線的に結びつく長いボールが必要だった。正直、相手のプレッシャーの中で足元でかわして、いとも簡単にボールをつなぐようなチームではないので。もちろんそれも必要だが、背後も突くといった状況判断するという事の表れになる。繋ぎたくても繋げないというような状況だった。まあ選手の判断が正しい。僕も選手にも言った。最初に言った複雑なゲームとはこういうことです」
以上















