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【J2:第42節 鳥取 vs 千葉】レポート:千葉が後半アディショナルタイムでプレーオフに生き残る!鳥取は20試合未勝利で入れ替え戦に臨むことに。 (13.11.25)

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39節から1分2敗と失速し、J1昇格プレーオフ進出を決められずに迎えた最終節で、千葉は進出すら逃す崖っぷちに立たされていた。1―2とリードされ、他会場では徳島と松本がリード。しかし、6分と表示された後半アディショナルタイムが1分を過ぎた時、兵働昭弘がゴール前のこぼれ球に合わせて左足を振り抜くと、J1昇格への夢を乗せたボールがゴール右上スミへ一直線。最後の最後で引き分けに持ち込み、前節までの得失点差のアドバンテージを生かして、5位でのプレーオフ進出を決めた。

立ち上がりは、鳥取の3バックの周囲を突いてチャンスを作り、開始2分にケンペスが左サイドからフリーでシュートを放ったが、クロスバーに当たって決まらなかった。先制機を逃すと、以降は鳥取の前線からのチェイシングに追い込まれ、ビルドアップの途中で奪われて攻め込まれる場面が頻発。田中佑昌が「特に前半、相手が前から来ているのに、つなごうとしてしまうところがあった」と振り返った通り、プレッシャーをうまく回避できず、縦パスも警戒されて攻め手を見いだせなかった。

逆に、攻守に動きの良さが目立つ鳥取は15分、横竹翔のシュートがDFに当たってコースが変わり、千葉GK岡本昌弘の逆を突いて左ポストに当たったこぼれ球を、永里源気が押し込んで先制。4試合ぶりに先制点を奪うと、その後もペースが上がらない千葉をしり目に押し気味に進めた。後半立ち上がりの49分には、昨季は千葉でプレーしていた武田英二郎のパスから、廣田隆治が加入後初ゴールを決めてリードを2点に。36節の京都戦の後半に先制機のシュートが左ポストに当たり、38節の神戸戦でも後半、決まっていれば2―0となったはずのシュートが右ポストに当たるなど(さらに、この直後にカウンターから同点ゴールを決められ、1―2で逆転負け)、ホームでツキに見放されていた廣田が、『三度目の正直』でネットを揺らし、優位に立った。

さらに鳥取は何度か3点目のチャンスを作るなど、最下位が決定しているとは思えない動きの良さで相手を圧倒。千葉は後半開始から田中に代えて森本貴幸を投入していたが、前半同様にパスがつながらず、開始直後のケンペスのチャンス以降は、これといった決定機のないまま試合終盤を迎えていた。

だが81分、やはり交代出場の深井正樹が右サイドを突破してセンタリングを送ると、「何がなんでも点を取らなければいけない状況だった。絶対に点を取ってやろうという気持ちで入った」と振り返る森本がヘッドで合わせて1点差。その後は鳥取の粘りの前に苦しんだが、最後の最後に「こぼれ球をずっと狙っていた」という兵働の目の前に、思っていた通りにこぼれ球が転がり、劇的な同点ゴールが生まれた。

千葉はこれで、昨季と同じ5位で昇格プレーオフに進出。「内容ははっきり言って完敗」と兵働が語ったように、出来は非常に悪かったが、それでも必要な結果を残し、J1昇格への可能性をつないだ。ただし、4位の徳島と対戦するプレーオフ準決勝は引き分けではなく、勝利が必要。まずは12月1日までの1週間の準備で、リーグ戦終盤の失速からの立て直しを期すことになる。

鳥取も最終節でシーズンは終わらず、JFLのカマタマーレ讃岐との入れ替え戦に臨む。この日でリーグ戦20試合未勝利と、長いトンネルから抜け出せずに臨むことになるが、「もったいない試合だったと思いますし、これが入れ替え戦じゃなかったと考えれば、プラスに捉えることもできる。今日の試合を入れ替え戦につなげることが本当に大事」という柳川のコメント通り、今度こそ教訓を生かさなければならない。昇格プレーオフとは異なり、第1戦は讃岐のホーム、第2戦は鳥取のホームで行われるホーム&アウェイ方式。これまでとは桁違いに強まるはずの重圧に負けずに戦えるか、精神面が結果に大きく影響しそうだ。

以上

2013.11.25 Reported by 石倉利英
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