今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第2節 熊本 vs 松本】反町康治監督(松本)記者会見コメント(14.03.09)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●反町康治監督(松本):
「アウェイにも関わらず、松本から時間のかかるところにたくさんのサポーターの方が来ていただき感謝しています。さっきスカパー!のインタビューにも答えたんですけども、後半の20分くらいまでボールが落ち着かないゲームだったかなと思います。その理由は、お互いにボールの出どころにプレッシャーに行くことが多いもんですから、どうしても長いボールになってしまう。あと、芝が非常に深いので、ボールが止まって足元に入るようになっているのも1つの要因だと思うんですね。1タッチ、2タッチでやろうと思ってもなかなかリズムができない。これは試合の前から分かっていることなので、週明けからインフォメーションはしていました。ただ、やっぱりインプットしてすぐ試合でできるといういい話はないわけであって、それが試合の初めから終わりまで苦労した部分だったかもしれません。たださっき触れましたように、20分過ぎから、お互いに長いボールが多いもんですから体力を消耗した部分もあって、少しボールが落ち着き始めて、プレッシャーも甘くなってきて、そうなってくると我々の方が走力を含めた意味では少し有利かなという風には、前半15分ぐらいから考えていました。実際そこから主導してできるようになって、いい時間帯で点を取れたってことですね。それに尽きると思います。こうしたゲームっていうのは長いシーズンですからあると思うんですけど、勝点1ではなくて3を取れたことを非常に嬉しく思ってます。それも1ヶ月半、ほとんど松本に帰らずに、長い期間、4回に渡って合宿してきた成果だったかなと思ってます。次、初めてホームの開幕戦ということで、雪が降らないことを祈りつつ、この1週間またいい準備をして、いいホーム開幕戦を迎えたいなと思います」

Q:開幕戦と同じスタメンでした。前節とは違った意図があったんでしょうか?
「まず、向こうのストロングなところも我々は考えてゲームのプランを作らなきゃいけないので、そこを考えた場合に、後ろ4枚でやっていたら今日は向こうに勝点3が行っていたゲームだと思います。2トップの機動力、身体の強さ、そういう意味では、今日後ろ3枚でやったのが正解だったと僕は思ってます」

Q:20分過ぎからボールが落ち着き始めたということですが、この要因は?
「お互いというか、向こうも運動量が落ちたということですね。それは、熊本の開幕戦でも見受けられたと思うんですよね、福岡戦でしたけれども。そこから我々は力を発揮するために、皆泣きながら練習したわけであって、その成果が試合で笑うことにつながっているんではないかと思います」

Q:鐵戸選手からサビア選手という決勝点でした。守備は目をつぶっても鐵戸選手の良さを生かしたいというお話もありましたが、それは期待通りということでしょうか?
「そうですね、どのポジションであれいろんなリスクはありますし、全体を見た場合にそこがチャンスになるという言い方もありますし、向こうの右のサイドバックは、長いボールを蹴ったら1回も勝てるような相手ではないんですけれども、それをまぁ、剛というよりも柔で制した、という風に思います」

Q:無失点に抑えた要因は?
「長いボールの処理がそんなに悪くなかったというのが1つはあると思います。あとは最後のところで我々らしい身体の張りようもありましたし、キーパーも安定して、落ち着いてプレーできたのが大きいと思いますね。我々も最終ラインだけではなくて、特に喜山とか(岩沼)俊介というのはJ2でもいちばん、いろんな所に顔を出していろんなところでディフェンスをして、いろんなところに攻撃をしかけるような、この2人がダイナミックにやってくれているのが、0に抑えられた理由かも知れません」

Q:後半になって相手の体力が落ちればということで、今日のように0で抑えて後半勝負というのが今季のスタイルになるんでしょうか?
「そんなにサッカーがうまくいったらね、僕、チェルシーの監督やってますから。そういう風にできないから難しいんです。ただ、風もかなり影響して、グラウンドもこういう状況で、お互いに最初からフルパワーになると、こういう展開になるのはよくあることだと思います。これは決して42節の中で1節しかないということではなくて、たぶんこれからもあると。その時にしっかりと対応できるか、しっかりと自分たちのことを考えながらできるかということに尽きると思いますね」

Q:それが序盤でできたというのは収穫では?
「まぁ、そうですね。まだまだ足りない部分はありますけども、最初に言いましたけども、こういう試合でも勝点1ではなくて3を取れたというのは、少しずつ進化しているかなとは思います」

Q:前節からメンバー、システムとも同じではありましたが、対熊本ということでフォーカスされた部分はありましたか?
「まぁ、あんまりそこは。もう一戦ありますし、なんせ小野監督は私のS級の先生でありますから、ちょっとそれは触れることはできませんけれども、昨年に比べると判断とかチームの勢いとか、チームコンセプトとかが伝わるような、非常にいいチームに仕上がっているなとは思います。どっちに転んでもおかしくないようなゲームだったと思います」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着