●西野朗監督(名古屋):
「最終節までトーナメントに勝ち上がれる可能性はありましたし、ビッグチャンスだった。多少の抵抗はできましたけど、最終的には色々なプレー、局面でのクオリティの差を痛切に感じました。総合的な力の差を見せつけられたと思います。今季の序盤から、なかなか最終ラインのメンバーがなかなか揃わない。ここにきても色々と調整して、フィット感が得られるとは思っていなかったですけど、安定したディフェンス力というのは構築できなかったと思います。流れのなかでは後半立ち上がりにチャンスはありましたし、ただ、決めきれなかったのは差なのかなと思いました。中断前の最後のゲームで、チームはだんだん見えてきた。これをもって中断明けからリスタートしたい」
Q:田中マルクス闘莉王が出場停止だったのは大きかった思うが。
「選手が変わってもチーム力が変わってしまってはいけないとは思うが、闘莉王がいないと統率の面で、色々な戦況に応じてチームをリードしていく存在がいなかった。今日は出場している選手は自分のプレーだけで精いっぱいという感じだった。そのあたりで闘莉王の不在は大きかった」
Q:西野監督にとってチーム作りは順調に進んでいるようにみえるか?
「先ほどチームがだんだん見えてきた言ったのは、ポジティブな意味ではないです。現状の名古屋のチーム状態を把握できたきたという意味ですね。もうワンランク上げたい思う中で、チームが下降してしまったり、構築しなおさなければならなくなった。やれてる部分はあるんだけど、それが今後につながっていくのかが分からない。ただ、一人一人のプレースタイルは確認できているというだけですね」
以上
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一覧へ【ヤマザキナビスコカップ 浦和 vs 名古屋】西野朗監督(名古屋)記者会見コメント(14.06.01)
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