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【J1:第17節 清水 vs 柏】プレビュー:再開後に苦しい戦いが続くチーム同士が激突。背水の陣の清水は、自分たちのサッカーを取り戻して先制点を取りきれるか(14.07.27)

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再開後は勝利がなく、前節では大敗したチーム同士が3連戦の最後に対決。とくにリーグ戦では4月末から7試合勝利がなく、16位の甲府と勝点1差の15位に落ちた清水にとっては、まさに背水の陣。2009年から8試合勝てていない柏をホームに迎え、どれだけ結果にこだわったサッカーができるかどうかが注目される。

水曜日のG大阪戦では「今シーズンで一番悪い試合になってしまった」(ゴトビ監督)という内容で良いところなく0-4で完敗した清水。とくに守備面で、どこでプレスをかけに行くのか、どこでボールを奪うのかというのがはっきりせず、後手後手の対応になってしまったのは大きな課題。そのためパスの出し手にプレッシャーがかからず、サイドの裏も簡単にとられてしまった。工藤壮人やレアンドロという駆け引きのうまいFWがいる柏に対して、同じような課題が出れば、やはり裏をとられてしまうだろう。
そんな中で、G大阪戦後には選手同士での話し合いも行なっており、改善策を模索している。再開初戦の川崎F戦では、前半は非常に組織的で良い守りができていたが、これだけ暑い時期の連戦ということで、90分間前線からのプレスを続けることは難しい。そのときに選手同士で意思統一を図っていかに守備ブロックの高さを微調整し、組織的な守りを維持していくか。そのあたりが守備の改善を図るうえでもっとも注目される部分だろう。
また清水の攻撃に関しては、ここ2試合無得点で、再開後に点が取れていない。ただ、現状のチーム状態を考えると、川崎Fのようにパスを回して回して、崩しきって点を取るというのは望みにくいので、チームとしても狙いとしている良い形でボールを奪ってからの速い攻撃という部分が重要になる。その意味でも、守備の復活―すなわち良い位置でボールを奪う回数をどれだけ増やせるのかが重要になるわけだ。
「良い守備から良い攻撃ができているうちに先に点を取ることが大事。そうすれば試合の流れを見ながらゲーム運びもできると思いますから」(六平光成)という部分がホームで形にできるかというか。そこが清水サポーターにとって最大の注目点となるだろう。

一方、中断期間でレアンドロ・ドミンゲスと田中順也という攻撃の主軸2人が抜けた柏。再開初戦の仙台戦は、荒天でピッチ状態も悪くスコアレスドローに終わったが、攻撃の感触は悪くなく、水曜日の広島戦では工藤壮人が良い形で点を取ってチームとしても2得点。攻撃力が大きく低下しているという印象はなく、「チャンスの数は同じようなものだったが、最後の部分での差が出た」(ネルシーニョ監督)という展開だった。決定力という意味では、ドミンゲスと田中が抜けた穴はあるだろうが、それでも攻撃のタレントはまだまだ充実している。
清水側から見ても「勝負強さがあって、大事なところできっちり点を取れるという印象があります」(河井陽介)という相手。柏はセットプレーからの得点も多く、1点差の勝利が多い(6勝のうち5試合)という数字も、勝負強さを物語っている。そうした勝負所での得点力を、清水が抑えきれるかどうかという部分も勝敗を分ける要素になりそうだ。

天気予報を見るかぎり、明日も静岡県はかなり暑くなりそうだが、清水にとっては、ここで負けたら本当に苦しい状況になってしまう大事な試合。そこで選手たちが土壇場の底力を発揮できるように、ぜひアイスタに足を運んで、彼らに熱いエネルギーを送り続けてほしい。

以上

2014.07.26 Reported by 前島芳雄
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