●小林伸二監督(徳島):
「我々が勝たなくてはいけない以上に、大宮さんのほうが勝点3を取る必要があった。立ち上がりからポストに当たったり、ちょっとラッキーなところがあって上手くしのげた。反面、前にかかっているぶん、裏返しがきくというところで上手く1点取れた。あとは左からのクロスは前回も前々回も十分にできているので、右については、(大宮とは)同じシステムでシャドーの守備というのは難しいんですね。そのシャドーの守備をさせるために、うちの3バックの右を上げさせてクロスをやったことが、2点目と、佐々木のヘディングは正面でしたが、左と右とでクロスを前半はねらえたのが良かったと思う。後半については、しっかり守備をすれば必ずボールは奪えるから、そこからが勝負だと。ある程度きちっと守備をするというところで、5枚と2枚に最後はシャドーもきちっと守備に加わったことで、流れの中で安定した。いくつかピンチはあったが、だれかが防いでくれるというか、コーナーキックのあとでキーパーが外れてもだれかがカバーにいたりとか、ミスがつながらずにだれかで補いあえたというゲームになった。チャンスは少なかったと思うが、終わってみれば足は動けていた。この3ゲームについては足が動いているので、大事に次のゲームにつなげていきたい」
Q:大宮が後半に4バックにしてきましたが、その対応は?
「4バックで両サイドが高い位置を取ってきますが、それはしっかり守備をすればいいということで。ボールを持ったときには両サイドが高い位置を取って高い位置を押し込んで、2トップをうちの4枚で合わせることをねらっていた。なかなか思うようにならなかったが、(相手は前に)かかってきますから、早く攻撃するときと、後ろで時間を作るときで、両ワイドが高い位置を取れば、サイドハーフが引いてどうしてもセンターFWが2枚になりますから、そうすれば4対2でボールは回ると話していた。そうなると、縦と横の中間で回すことができるので、時間が作れるかなと。それはちょっとだけですが、やれたかなと思います」
Q:足が動いていたというのは、中断期間のフィジカルトレーニングが上手くいったということですか?
「一つは、6月に沖縄に、暑いところに行ったことでより早く順応したと。今週の暑さの中でも動けていて、今日は雨が降って涼しかったが、アップから見ていて動けていた。キャンプの効果や後期のところが、この3試合は表現できている」
以上
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