●安間貴義監督(富山):
「愛媛は流れの中からチャンスをつくらせないチーム。そんな相手に対して外からも内からも巧みに進入して数多く決定機を作ったと思う。10回ぐらい攻めてようやく1点をもぎとってくるのが今の状況。繰り返すことで質を上げて、これを2点、3点にしていかなければいけない。一方で、あまりにも失点の仕方が稚拙すぎる。残された試合数や時間を考えれば、おのずと覚悟は決まるし、一瞬たりとも隙を見せてはいけないはずなのだが、立ち上がりの1点目も、後半の2点目も自覚が足りない。チームとして流れの中での失点なら納得するしかないが、そうではない。中3日にもかかわらず90分にわたり挑み続けた選手もいる。平日にもかかわらず3700人もの方が後押ししてくれている。それを思えば、そのようなプレーもなくなるはず。やっているサッカーが結果につながるように、今なら1−0を目指して集中してやらなければ、勝点1にも3にもならない。
悪いことばかりではなく、むしろ良い場面が多かったゲームなのは確か。ボールポゼッションのうまい愛媛に対し、ショートカウンターもボールを奪うこともできていた。潜り込んで、クロスに対しても、割って入るプレーもいろいろできるようになってきている。結末が良いものになるようにトライする。自信をなくすことなく、前を向いて横浜FC戦に備えていきたい」
Q:稚拙な失点とのことだが要因はどこにあるのか。
「1失点目は外に走る選手についていくことを、いつも通りやっていればなかっただろう。2失点目はクリアしようとして空振りしたのが発端。私たちを支えてくれる人がいる。この試合にかけていて、出場しなくても悔し涙を流した選手がいる。それを思えば、あってはならないようなプレーだと思う。試合後には、サッカーを軽く扱ってはいけないと伝えた」
以上
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2024年5月6日(月)15:00 Kick off