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【J2日記】愛媛:審判として、再びJのピッチへ(14.12.16)

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(C)大坪博和

今季からスタートしたJ3には、審判としてJの舞台に帰ってきた人がいます。それは2006年、愛媛に在籍していた大坪博和さん。大塚製薬でも選手として活躍されていたので、徳島サポーターにもご存じの方がいらっしゃるのではないでしょうか。2010年、佐川印刷SCを最後に現役を引退、その後は審判の道を歩み始め、今季から再びJのピッチに立つことになりました。

ただ、大坪さんご自身も、現役時代にはこの道に進むことを意識していたわけではなかったそうです。現役の最後の頃には、「もう一度移籍してJクラブに戻りたい」という気持ちは薄れてきたと言いますが、「もっとサッカーについて勉強がしたい、より深くサッカーを知りたい」という思いは強くなったそうです。
「選手を引退すると決めた時には、指導者の道に進みたいと思っていました。でも、その後にいろいろな方と出会う機会があって、審判をすることによってまた違う角度からサッカーを見ることができるのでは…と考えるようになりました」

引退した2010年に3級審判の資格を取得し、その後2級、1級と着実にステップアップ。引退してからは、とにかく毎週のようにカテゴリーに関係なく笛を吹き続けました。昼間は会社員として仕事をし、仕事の後にランニングをしたり審判をするために必要な体力を維持する生活になります。「最初は、審判をやっていても楽しいと思えませんでした」と大坪さんは振り返りますが、それほど苦労が多かったのだそうです。たとえば「どうしてもプロ選手としてやってきた厳しい目線で見てしまって、ファウルの判定などで難しいところがありました。『このくらいの接触なら、プレーを続けられるんじゃないかな』って思ってしまったり…。判定への異議が出ることもありますが、それを受ける側というのは思っていた以上に大変だった」と今は笑顔で振り返ります。ほかにも大坪さんならではと思われる苦労も…。
「審判インストラクターの方や指導してくださる先輩方からは、元JリーガーのJリーグ審判員というのは初めてだと励ましの言葉をいただくこともあります。ただ、そのことで、いろいろな方から今の実力以上に注目されるという面もあるかなと思います」

審判としてのスキルを高め経験を積む中で、最近は初めに感じた苦労とは違った感覚ややりがいも生まれてきました。
「まだまだゲームのマネジメントの部分では学ばせてもらうことが多いです。ただ、今季からJ3を担当するようになってより感じられたのは、単純にジャッジするだけでなく、プレーする選手や監督の気持ちもうまくコントロールしながら、試合を円滑に進めていくというおもしろさ。それが今は楽しさに変わって、より高いレベルでやってみたいと思えるようになりました」
選手時代に経験したJ2というカテゴリーで笛を吹く日も、ごく近い将来に訪れそう。次はJ2、そしてJ1のピッチで―。ただ、その点に関してご本人は「僕自身は、まだまだだと思います。J1やJ2の審判をされている方たちは、見えないところでも本当に努力しています。仕事をしながらトレーニング量を確保するのは難しいですが、僕も言い訳せずにやらないといけないと思っています」と話します。でも、選手時代と同じく夢はもちろん「まずJ2を目指して、そしていずれはJ1でも」。選手としては経験できなかったJ1の舞台ですが、「そこに行けば、今感じていることとはまた違うおもしろさ、やりがいも感じられるのかなと思います」。

最後に古巣への思いもお聞きしました。
「もちろん、愛媛や徳島の結果は気にしています。公式戦で審判をすることはできないかもしれませんが、トレーニングマッチで『凱旋』させてもらえればうれしいですね」
もちろん、そうなればサポーターにとってもうれしい限り。選手のプレーはもちろんのこと、その判定も含めて試合を楽しめそうです。ぜひ実現してほしいと願うとともに、大坪さんの今後の活躍にも注目していきたいと思います。

以上

2014.12.16 Reported by 近藤義博
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