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[ 2005 ゆく年くる年:大宮アルディージャ ] 大晦日の大宮公園サッカー場
J1昇格初年度となった大宮アルディージャの05年シーズンは、浦和との5度目のさいたまダービーで終止符が打たれた。後半のロスタイムに同点に追いつくという劇的な試合は、真っ向勝負を挑んだ延長戦での敗戦という形で決着したが、その戦い自体は賞賛に値するものだった。悔しい天皇杯準決勝敗退に関係者は顔を歪ませたが、J1・1年生のシーズンとすれば上出来の終わり方だった。
改めて大宮のこの1年を振り返ると、出入りの激しいシーズンだったと言えるだろう。開幕戦ではアウェイながらもG大阪に快勝。まさに順風満帆のスタートを切り、序盤戦のJ1をかき回した。そんな大宮の好調の鍵を握っていたのが、新加入のクリスティアンだった。鳴り物入りで獲得した大型ストライカーは、勝ち点を取るという意味でのチーム力アップには貢献したが、8月に電撃的に退団。その影響からか、大宮は7連敗と泥沼に落ちてしまう。一時は降格圏も視野に入るほどに低迷してしまったがその時にチームを支えていたのが、「内容は悪くない」という確固たる信念だった。
振り返ると、低迷していた大宮が息を吹き返したのが、昇格を決めていた京都との天皇杯での対戦だった。この試合の前に大宮はリーグ戦で柏と対戦し、勝利。連敗を止めていた。そんな中で迎えた難敵京都にも勝利し公式戦で連勝できた事が、その後の反転攻勢につながったと言える。
核を失い低迷しながらも、チームは壊れなかった。難しい局面で踏みとどまることのできた、その結束力が今季の大宮にとって最大の収穫だったのではないだろうか。(text by 江藤高志)2005年12月31日(土)
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