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[ 2006 ゆく年くる年:柏レイソル ]
【2006 Memorial Scene】
今季の柏を象徴し、もっとも印象的だったシーンは、勝利の試合後に見られたパフォーマンス『レイソル劇場』だった。強力なサポーターとともに、選手もゲーフラを手にしての大合唱が、日立柏サッカー場のみならずアウェイの地でも鳴り響いた。
【柏レイソル Playback 2006】
昨季J2降格が決定してから「1年でのJ1復帰」を目標に48試合を戦い抜き、見事にJ1昇格を決めた今季。ロスタイムでの同点弾を浴びた開幕戦や、第1クールでの3連敗(8〜10節)などもあり、決して首位をキープし続けれたわけではない。「苦労してJ1へ上がろう」という長くて険しい道のりだったが、最終節でこの目標を達成できた要因には、監督も選手もフロントスタッフも、そして何よりサポーターが『一心同体』となった力が大きかった。
48試合を出場し続けた経験など少ない選手が多い中、「石さん(石崎監督)と一緒にJ1へ帰ろう」と一丸となって成し遂げた大きな目標。外国籍選手と日本人選手、ベテラン選手と若手選手、スタメン選手とベンチ選手、そしてチームとサポーターがまさに『一心同体』になったからこそ戦えたと言っても過言ではない。
ケガ人の耐えないシーズンだったが、そこで生まれたチャンスを掴んだニューヒーローたち。来季は「J1」という舞台で、鬼武チェアマンからも期待された「大暴れ」を是非とも見せてほしいと期待は強まる。「J1での石崎レイソル」にも、乞うご期待あれ!
Text by 脇本カオル2006年12月31日(日)













