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[ 2007 ゆく年くる年:清水エスパルス ]
【2007 Memorial Scene】昨年の自分たちを越えるためには、絶対に乗り越えなければならない壁であった30節・G大阪戦。ここで清水イレブンは、本当に気持ちの入った熱いプレーと完成度の高い組織サッカーを見せ、長谷川監督が就任してから勝ったことがなかったG大阪に3-1で完勝。こんなサッカーができれば、Jリーグのどのチームにもがっぷり四つの勝負で勝てるぞと実感させてくれたことが、何より大きな今季の収穫だった。
【清水エスパルス Playback 2007】
長谷川体制3年目の今季は「勝負の年」という位置づけでスタート。ただ、攻撃力の向上を求めて、中盤の形を昨年までのボックス型から、フェルナンジーニョをトップ下に置くダイヤ型に変更したこともあって、序盤からエンジン全開とはいかなかった。守備では大きな破綻はなかったものの、あと1点が奪えずに勝ちきれないという試合が多く、アジアカップによるリーグ中断までの18試合は、8勝4分6敗の6位という成績。長谷川監督としても、成果が出るまである程度時間がかかることは覚悟していたが、それでも予定外のスローペースだった。
しかし、中断期間には韓国遠征等で充実したトレーニングを行ない、再開後は本領を発揮。20節から25節まで6連勝し、この時点で鹿島を抜いて3位に浮上した。だが、痛かったのはその後のアウェー2連敗(26節・F東京戦と27節・神戸戦)。これにより優勝の可能性が遠いてしまったが、前述のG大阪戦を含めた4連勝時(28〜31節)には今季の集大成と言えるサッカーを見せた。ラスト3試合では、浦和と引き分け、千葉に勝ちきれず、鹿島に敗れて奇跡の大逆転優勝を目の前で見せつけられる形でリーグ戦を終了。天皇杯では準々決勝でG大阪に惜敗して今季の戦いを終えた。肝心なところで勝ちきれなかったという課題は残しつつも、内容や個の成長という面では着実に進化の跡を見せ、よりリアルな目標としてタイトルを意識できるようになった2007年だった。
Text by 前島芳雄2007年12月30日(日)
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