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[ ゆく年くる年:今年の漢字 仙台 ]
3月11日に東日本大震災という未曾有の悲劇に襲われたベガルタ仙台にとって、クラブハウスなどといった場所の被害はもちろん、ホームタウン自体が物心両面で深い傷を負った。フットボールをプレーできるようになること。その根本的な意義を何度も考えさせられたのが、この1年だったと言える。
「被災地の希望の光になる」という手倉森誠監督の言葉の下で結束した仙台は、球際の激しさなどで根性を見せる心理的な強さ、そして長期的に積み重ねてきた戦術的な根の太さ、その両方があったからこそクラブ史上最高の4位でリーグ戦を終えることができた。
そしてこの成績以上に、クラブに関わるすべての人が、ホームタウンとのつながりという根本の部分を再認識し、他地域の人々からのフットボールを通じた援助など根強い努力に感謝した。今季得たものを大切にして、仙台は来季を、上位に根を張り続けられるような年にしたいところだ。
Text by 板垣 晴朗2011年12月31日(土)













