[ 2013年　今年の漢字：京都 ]
１人の監督の下で時間をかけて作り上げて来たチームの、今季は非常に重大なシーズンだった。その責任の重さは監督だけでなく、選手全員が感じていたはずである。だが、最後のＪ１昇格プレーオフ決勝で敗れて、Ｊ１昇格が果たせなくなった瞬間から、監督人事を筆頭に、これから重い判断が下されることになる。３年前に新しいＧＭを置き、攻撃的なサッカーを掲げる監督を招へいし、チームは大きく変わった。だが、結果を出せないということがこれほど大きな事態を招くとは昨季まで考えられなかったのではないか。今季を終わってみて改めて一戦一戦の重みを感じ、プロとして目標を果たすということがいかに重要か、残酷なまでに突き付けられたシーズンとなった。これをしっかりと胸に刻んで、また、新シーズンを迎えることになる。

Text by 武田賢宗

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2013年12月14日（土）