秋田vs水戸のマッチレポート・動画(明治安田J2リーグ:2025年7月5日)
一覧へ明治安田J2リーグ 第22節 2025年7月5日(土)18:03KO ソユースタジアム
試合終了
00前半1
0後半1
7SH9
4CK2
9FK7
2
見せつけた首位の貫禄。水戸が危なげなく白星を手にする
前節から秋田は2人、水戸は3人スタメンを変更。6月に水戸に加入した塚川 孝輝は今季リーグ戦初スタメンとなった。
試合はいきなり動く。サイドを抜け出そうとした水戸・渡邉 新太へ供給されたボールをペナルティーエリア内で畑橋 拓輝が手に当てて止めてしまい、PKの判定。これを渡邉 新太がきっちり決めて、水戸が8分に先制した。
その後は水戸がサイドチェンジを織り交ぜてボールを握る展開に。秋田はセカンドボールの攻防で相手に上回られて、前線でキープできずにいた。
それでも秋田は20分を過ぎると空中戦で少しずつ優位に立ち、吉岡 雅和らが起点となって徐々に相手陣地での攻撃回数を増やしていく。ただ、最後の精度を欠いてシュートまで持ち込めない。
水戸は秋田の攻撃をはね返し、鋭いパスワークで前線にボールを運んでチャンスを作る。左からのクロスに鷹啄 トラビスが頭で合わせるが、ゴール右に外れた。
秋田は40分、小松 蓮が頭で落としたボールを佐藤 大樹が拾って右足を振る。これが秋田のこの試合で初めてのチャンスらしいチャンスだったが、シュートは枠を捉えられなかった。
後半の入りは秋田が球際の競り合いで優位に立って相手陣地に進入していく。しかし、水戸は簡単にやらせずに押し返して、62分に追加点を奪う。右の深い位置でのスローインを渡邉 新太がキープして味方につなぎ、サポートに走り込んだ齋藤 俊輔がワンタッチで豪快に蹴り込んだ。
秋田は選手を入れ替えて追いすがるが、クロスやパスなど全体的なプレー精度が上がらず、水戸の守備を攻略できないまま試合終了。水戸が危なげない試合運びで首位の貫禄を見せつけ、無失点で勝利した。
[ 文:竹内 松裕 ]