明治安田生命Ｊ１リーグは30日に第5節の6試合が行われ、前節まで首位のFC東京が浦和と引き分けた一方、2位の名古屋が勝利を収め、両者の順位が入れ替わった。
浦和の本拠地に乗り込んだFC東京は、0-0で迎えた75分にディエゴ オリヴェイラのゴールで先制に成功。しかし終了間際の90＋4分、森脇 良太に同点弾を叩き込まれ、1-1の引き分けに終わった。名古屋はホームで札幌と対戦。17分にガブリエル シャビエルのゴールで先制すると、さらに2点を追加して、前半のうちに3点のリードを奪った。後半立ち上がりにも再びガブリエル シャビエルが決めて、4-0と快勝を収めている。
アウェイで大分と対戦した広島は、57分に生まれたドウグラス ヴィエイラのゴールを守り抜き、1-0で勝利。3連勝を達成し、3位に浮上した。Ｇ大阪と神戸の一戦は激しい打ち合いとなった。アデミウソンとファン ウィジョのゴールでＧ大阪が2点を先行すると、神戸は前半終了間際にルーカス ポドルスキのゴールで1点差に詰め寄った。さらに54分にダビド ビジャのゴールで追いついたが、Ｇ大阪は72分、倉田 秋のゴールで勝ち越しに成功した。しかし試合はここで決着がつかず、終盤にドラマが待っていた。80分に田中 順也のゴールで神戸が再度同点に追いつくと、89分に再び田中が決めて逆転に成功。劇的な展開で神戸が4-3と勝利を収めている。
磐田vs鹿島は、両者譲らず1-1の引き分けで終了。アウェイで仙台と対戦したＣ大阪は
都倉 賢と田中 亜土夢のゴールで2-0と開幕戦以来となる勝利を挙げている。一方敗れた仙台は、これで4連敗となった。
■試合データ
仙台vsＣ大阪
浦和vsFC東京
名古屋vs札幌
磐田vs鹿島
Ｇ大阪vs神戸
大分vs広島
