明治安田生命Ｊ２リーグは21日に第40節の9試合が行われ、秋田を下した甲府が昇格に望みをつないだ。
アウェイで秋田と対戦した甲府は、30分に荒木 翔のゴールで先制すると、68分には長谷川 元希が追加点を奪取。2-0と快勝を収めた甲府は勝点を76に伸ばし、3位に浮上。2位の京都との差を6に詰め、逆転昇格の可能性を残している。
一方、残留争いに目を向けると、22位の松本はホームで14位の山口と対戦。74分にセルジーニョのゴールで先制しながら86分に追いつかれ、1-1の引き分けに終わった。勝点1を加えたものの最下位からは抜け出せなかった。
21位の愛媛と20位の相模原の直接対決は、83分に唐山 翔自のゴールでホームの愛媛が先制するも、相模原は89分にオウンゴールで追いつくと、90+6分に中山 雄希が値千金の決勝ゴールをマーク。劇的な展開で2-1と逆転勝利を収めた相模原は、勝点を37に伸ばし残留圏内となる18位に順位を上げている。
アウェイで千葉と対戦した北九州は後半に見木 友哉に2ゴールを浴び、0-2と敗戦。金沢は35分に失った1点を取り返せずに、0-1で栃木に敗れた。北九州は20位、金沢は降格圏となる19位に順位を下げている。
ホームに水戸を迎えた17位の大宮は、開始10分に三門 雄大のゴールで先制しながら、その後に3点を奪われ、1-3と逆転負け。5試合勝利なしとなった。ホームに新潟を迎えた16位の群馬はスコアレスドローに持ち込み、勝点1を確保。残留に向けて一歩前進した。
アウェイで山形と対戦した町田は、2点を先行される苦しい展開も、後半に入り怒涛の反撃を展開。 58分に土居 柊太が1点を返すと、60分に太田 修介が同点ゴールを奪取。さらに72分に鄭 大世が逆転ゴールを奪うと、その後も平戸 太貴、鄭 大世と2点を加点。終了間際に1点を返されたものの、5-3と撃ち合いを制し、新潟をかわして5位に浮上した。東京Ｖは1点ビハインドで迎えた89分に小池 純輝のゴールで追いつき、1-1で琉球と引き分けている。
■試合データ
秋田vs甲府
山形vs町田
栃木vs金沢
群馬vs新潟
大宮vs水戸
千葉vs北九州
東京Ｖvs琉球
松本vs山口
愛媛vs相模原
