新潟は3発快勝を収め、得失点差で上回り首位に返り咲く！“九州ダービー”を制した熊本が3連勝で4位浮上【サマリー：明治安田Ｊ２ 第35節】

明治安田生命Ｊ２リーグは10日に第35節の11試合が行われ、前節まで首位の横浜FCが栃木と引き分けた一方、2位の新潟は琉球に快勝を収め、両者の順位が入れ替わっている。

ホームで栃木と対戦した横浜FCは、チャンスを作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローで終了。ホームに琉球を迎えた新潟は、55分に高木 善朗のゴールで均衡を破ると、75分に再び高木が決めて2-0。85分にはアレクサンドレ ゲデスがダメ押しゴールを奪取し、3-0と快勝を収めた。この結果、勝点68で横浜FCに並んだが、得失点差で上回った新潟が首位に浮上した。

ホームに山形を迎えた岡山は、51分に先制されるも、55分にチアゴ アウベスのゴールで追いつくと、76分にミッチェル デュークが勝ち越しゴールを奪取。2-1と逆転勝利を収め、4連勝を達成した。アウェイで長崎と対戦した熊本は、12分に竹本 雄飛のゴールで先制すると、一度は同点とされるも、56分に平川 怜が勝ち越しゴールを奪取。さらに68分には坂本 亘基が加点し、3-1と快勝。3連勝で4位に順位を上げている。

ホームに仙台を迎えた大分は、68分に生まれた呉屋 大翔のゴールを守り抜き、1-0で3連勝を達成した。一方敗れた仙台は伊藤 彰監督の初陣を白星で飾れず、5連敗で5位に転落した。ホームで山口と対戦した千葉は、57分に生まれた見木 友哉のゴールが決勝点となり、1-0で金沢を下している。

町田の本拠地に乗り込んだ山口は、スコアレスで迎えた80分に沼田 駿也が決勝ゴールを奪い、1-0で勝利を収めた。岩手は終了間際に宮市 剛が決勝ゴールを奪取し、1-0で水戸に勝利。連敗を5でストップし、降格圏から抜け出している。
 
大宮は富山 貴光の2ゴールなどで、3-0と甲府に快勝。東京Ｖは1点ビハインドの58分に森田 晃樹のゴールで追いつき、1-1で群馬と引き分けた。秋田vs徳島は、両者決め手を欠きスコアレスドローに終わっている。

明治安田生命Ｊ２リーグ 順位表

■試合データ
岩手vs水戸
千葉vs金沢
東京Ｖvs群馬
町田vs山口
横浜FCvs栃木
甲府vs大宮
新潟vs琉球
秋田vs徳島
岡山vs山形
長崎vs熊本
大分vs仙台