明治安田J3リーグは19日から21日までに第21節の10試合が開催される。
3連勝で首位に浮上した栃木Cはホームで群馬と対戦。前節は北九州を3-1で撃破した。2ゴールで勝利の立役者となったマテイ ヨニッチが今節も大仕事をやってのけるか。群馬は長野と引き分け、今季初の連勝はならなかった。チャンスを作りながらも無得点に終わった攻撃陣が意地を見せたいところだ。
2位のFC大阪はアウェイで5位の鹿児島と対戦する。前節は宮崎と引き分け、3試合連続のドローとなった。得点力不足に陥ったなか、新戦力の野瀬 龍世がチームに再び勢いをもたらせるか。対する鹿児島は沼津とスコアレスドローに終わり、連勝はならなかった。17本ものシュートを放ちながらゴールを奪えなかっただけに、ゴール前の質向上がテーマとなるだろう。
3位の八戸は金沢の本拠地に乗り込む。前節は岐阜に大勝を収め、4連勝と勢いに乗る。圧巻のハットトリックを達成した永田 一真が今節も輝きを放てるか。金沢は高知と引き分け、3連勝はならなかったものの、4戦負けなしとした。失点が目立つ終盤の試合運びがポイントになりそうだ。
4位の宮崎はホームに北九州を迎える。前節はFC大阪と引き分け、2試合勝利がない。わずかシュート3本で無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。北九州は栃木Cに敗れ、4連敗と元気がない。4試合で12失点を喫する守備の立て直しが急務となる。
6位の奈良は岐阜とのアウェイゲームに臨む。前節は松本に敗れ、5試合ぶりの黒星となった。過去対戦では負けがない(3勝2分)相性の良い相手を撃破し、再び勢いに乗っていきたい。対する岐阜は八戸に敗れ、4試合勝利なし。石丸 清隆監督の初陣を白星で飾れず、ついに最下位に転落した。清水から期限付き移籍で加わった川本 梨誉が苦しむチームを救う活躍を見せられるか。
長野vs松本は注目のダービーマッチとなる。長野は前節、群馬と引き分け、3試合勝利がない。3試合連続で無得点に終わった攻撃陣の奮起が何より求められる。松本は奈良を下し、連敗を2で食い止めている。2ゴールで勝利の立役者となった村越 凱光に今節もかかる期待は大きい。3試合連続引き分け中のこのカード。勝利を掴むのは果たしてどちらのチームか。
讃岐はホームに高知を迎える。前節は栃木SCを下し、7試合ぶりに勝点3を手にした。2ゴールの活躍を見せた長谷川 隼が今節も結果を残せるか。高知は金沢と引き分け、2試合勝利がない。前回対戦で敗れた相手にリベンジを果たし、流れを取り戻したいところだ。
鳥取はホームで沼津と対戦。前節は琉球に敗れ、連勝が3で止まっている。今節はその試合で退場となった曽我 大地が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手の出来がカギを握りそうだ。沼津は鹿児島と引き分け、連勝はならなかった。今季開幕戦で快勝を収めた相手を再び撃破し、上昇気流に乗っていきたい。
福島はホームに琉球を迎える。前節は相模原に競り勝ち、連敗を3でストップさせた。殊勲の決勝点を挙げた森 晃太が今節もチームを勝利に導く活躍を見せられるか。琉球は鳥取を下し、ここ4試合で3勝と調子を上げている。スタメン起用に応えた曽田 一騎に今節も期待がかかる。
栃木SCはホームで相模原と対戦する。前節は讃岐に敗れ、2連敗となった。4点を奪われた守備の修正が重要なテーマとなるだろう。相模原は福島に敗れ、2試合勝利がないものの、水曜日に行われた天皇杯ではPK戦の末に川崎Fを破るジャイアントキリングを演じた。その勢いをリーグ戦にも持ち込み、浮上へとつなげていきたい。
■各試合の見どころをチェック
栃木Cvs群馬
長野vs松本
讃岐vs高知
金沢vs八戸
鳥取vs沼津
福島vs琉球
栃木SCvs相模原
岐阜vs奈良
宮崎vs北九州
鹿児島vsFC大阪













