ＪリーグYBCルヴァンカップは3日に準々決勝の第1戦が行われる。
準々決勝からの参戦となる横浜FMはホームに柏を迎える。先週末のリーグ戦では神戸に敗れ、2試合勝利がない。2試合連続で無得点に終わっており、攻撃陣の奮起が求められるだろう。
対する柏はプレーオフラウンドで東京Ｖを2戦合計5-1で撃破した。リーグ戦でも2連勝中と好調を維持する。リーグ戦で2戦連発中の久保 藤次郎がこのカップ戦でも結果を残せるか。
横浜FCはホームで神戸と対戦。プレーオフラウンドではＣ大阪に大逆転勝利を収め、初めてベスト8に勝ち上がってきた。8月16日に行われたリーグ第26節では1-0で神戸を下している。その試合で決勝点を挙げた伊藤 翔が再び大仕事をやってのけるか。
一方の神戸は準々決勝からの出場となる。先週末のリーグ戦では横浜FMに勝利したが、ハードスケジュールが続くなかでメンバーの大幅な入れ替えも考えられる。新戦力の小松 蓮をはじめ、リーグ戦では出番の限られる選手たちが意地を見せたいところだ。
プレーオフラウンドで磐田を下した湘南は、ホームに広島を迎える。リーグ戦では12戦未勝利と苦しい戦いが続くなか、この大会で勝利を収め、嫌な流れを断ち切りたいところ。先週末のリーグ戦で加入後初ゴールを決めた小田 裕太郎と二田 理央に大きな期待がかかる。
広島はプレーオフラウンドでPK戦の末に福岡を下し、準々決勝に駒を進めてきた。神戸と同様に過酷な連戦が続くのに加え、大迫 敬介と荒木 隼人の2人の主力が、日本代表の活動のために不在となる。中島 洋太朗ら若きタレントたちが、チームに勢いをもたらしたい。
浦和と川崎Ｆはともに準々決勝からの参戦となる。浦和は直近のリーグ戦で新潟を下し、8月の4試合で3勝と良い状態にある。リーグ13節の川崎Ｆ戦で先制点を決めている中島 翔哉が再び結果を残せるか。
対する川崎Ｆは先週末のリーグ戦で町田を下し、2連勝と調子を上げている。2試合で9得点と攻撃の迫力が生まれるなか、3戦連発中の伊藤 達哉にかかる期待は大きい。
■各試合の見どころをチェック
横浜FMvs柏
横浜FCvs神戸
湘南vs広島
浦和vs川崎Ｆ
