神戸は3連勝をかけて江原FCと激突。町田は上海海港を相手にアジア初勝利なるか【プレビュー：ACLE リーグステージMD3】

ＡＦＣチャンピオンズリーグエリートは21日と22日にリーグステージの第3節が行われる。

開幕2連勝で首位に立つ神戸は、アウェイで江原FC（韓国）と対戦する。前節は終了間際の汰木 康也の決勝弾で、1-0とメルボルン・シティ（オーストラリア）に勝利した。2試合で無失点と安定した守備を実現しており、今節もしたたかな試合運びを見せるだろう。

対する江原FCは初戦こそ上海申花（中国）に2-1で競り勝ったが、成都蓉城（中国）との第2節は0-1で敗れている。国内リーグでも勝ち切れない試合が続いているだけに、神戸に付け入る隙があるだろう。アウェイでの一戦となるが、立ち上がりから主導権を握り、3連勝を実現したい。

3位の広島は蔚山HD（韓国）の本拠地に乗り込む。前節は19分に荒木 隼人のゴールで先制しながら、終盤に追いつかれ、1-1で上海海港（中国）と引き分けている。シュート数で大きく上回りながらも勝ち切れなかっただけに、ゴール前での質向上が求められるだろう。

蔚山HDはここまで1勝1分で広島と同勝点の4位につけている。前節は上海申花に1-1で引き分けた。エリック ファリアスら前線に君臨する外国籍選手たちが攻撃の軸を担う。広島とすれば3バックを中心に彼らの攻撃を凌ぎ、縦に速い攻撃で相手の背後を狙いたい。

町田はアウェイで上海海港と対戦する。前節はジョホール・ダルル・タクジム（マレーシア）と引き分け、2試合連続のドローとなった。待望のアジア初勝利を手にするには、得点力が求められるだろう。相馬 勇紀ら攻撃陣にかかる期待は大きい。

対戦相手の上海海港は前節、広島と引き分け、開幕2試合勝利がない。日本勢3戦目となる今節は、並々ならぬモチベーションで臨んでくるはずだ。町田から見れば、直近の国内リーグで2ゴールを奪ったレオナルドの決定力に警戒したいところ。持ち前の強度を保ち、相手の隙を突く戦いでアジア初勝利を狙う。

■各試合の見どころをチェック
蔚山HDvs広島
上海海港vs町田
江原FCvs神戸