Ｊ３・ＪＦＬ入れ替え戦の第1戦が、7日に開催される。
昨年はＪ３で20位となったいわてグルージャ盛岡がＪ３会員資格自動喪失となり、JFLを制した栃木ＣがＪ３に参入。Ｊ３で19位のＹ.Ｓ.Ｃ.Ｃ.横浜とJFLで2位の高知が対戦し、これを2戦合計3-1でモノにした高知がＪ３参入を決めた。
今年はJFLで優勝したHonda FCがＪリーグ入会申請を行っていないため、Ｊ３で20位の沼津がJFLで2位となったレイラック滋賀FCと入れ替え戦で対戦することになった。
第1戦は滋賀のホーム、第2戦は沼津のホームで行われ、2試合を終えて決着がつかない場合は延長戦を実施。それでも勝敗が決まらなければ、PK戦で勝者を決定することになる。
今季の沼津は開幕戦こそ勝利したものの、2節から14節まで勝利に見放されるなど大きく低迷。27節を最後に中山 雅史監督が退任し、鈴木 秀人監督が後を引き継いだが、浮上することはできなかった。最終節では讃岐に敗れ、3連敗でシーズンを終えている。Ｊ３残留のカギを握るのは、急成長を遂げた柳町 魁耀だろう。チーム最多得点を挙げた23歳がこの重要な一戦で輝きを放てるか。
対する滋賀はHonda FCには及ばなかったが、シーズンを通して安定した戦いを披露。リーグ3位の得点力を備え、着実に勝点を積み上げた。チームを率いるのは京都や名古屋などで活躍しや角田 誠監督だ。また櫛引 政敏やロメロ フランクらＪリーグでのプレー経験が豊富な選手も在籍している。キープレーヤーは人見 拓哉だろう。琉球や長野でプレーしたアタッカーは、今季のリーグ戦でリーグ4位の11ゴールをマークした。滋賀のナンバー10は、Ｊリーグ参入がかかったこの2試合でも結果を残せるか。
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滋賀vs沼津
