明治安田生命Ｊ１リーグは16日に第7節の9試合が行われ、前節まで首位の神戸は柏に敗戦。FC東京に勝利した浦和がトップに躍り出た。
ホームに柏を迎えた神戸は、1-1で迎えた後半アディショナルタイムに大津 祐樹にゴールを許し、1-2と敗戦。今季2敗目を喫した。FC東京の本拠地に乗り込んだ浦和は、14分に生まれた興梠 慎三のゴールを守り抜き、1-0で勝利。3連勝を達成し、首位に浮上した。
仙台とアウェイで対戦した鹿島は、金崎 夢生のゴールなどで4-1と快勝。得失点差で神戸をかわし、2位に浮上した。なおこの試合で曽ヶ端 準と小笠原 満男がＪ１通算500試合出場を達成している。3年ぶりの開催となった大阪ダービーは、杉本 健勇の2ゴールでＣ大阪が2-1とリード奪うも、後半アディショナルタイムにＧ大阪の倉田 秋が同点ゴールを奪取。ライバル対決は2-2の痛み分けに終わっている。
アウェイで広島と対戦した横浜FMは、開始早々に生まれた中澤 佑二のゴールを守り抜き、1-0で勝利。2連勝で4位に浮上した。磐田vs鳥栖は終盤に試合が動いた。88分に 豊田 陽平のゴールで鳥栖が先制するも、その1分後にアダイウトンのゴールで磐田が同点に追いつく。さらに90＋4分、ムサエフが決勝ゴールを奪い、磐田が土壇場で逆転勝利を収めた。
新潟は原 輝綺と矢野 貴章のゴールで2-0と甲府に快勝。ようやく今季初勝利を挙げた。札幌は1点ビハインドで迎えた82分に都倉 賢がゴールを奪い、ホームで勝点1を確保。大宮は1点リードで迎えた84分に失点し清水と1-1で引き分けたものの、今季初の勝点を手にしている。
なお、今節達成が期待されたＪ１通算2万ゴールは、次節へと持ち越しとなった。
■試合データ
甲府vs新潟
清水vs大宮
札幌vs川崎Ｆ
FC東京vs浦和
Ｃ大阪vsＧ大阪
磐田vs鳥栖
神戸vs柏
広島vs横浜FM
仙台vs鹿島
