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世界難民の日、ミャンマー難民キャンプにてサッカーフェスティバルを実施【Jリーグ】

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2017年6月21日(水) 15:28

世界難民の日、ミャンマー難民キャンプにてサッカーフェスティバルを実施【Jリーグ】

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世界難民の日、ミャンマー難民キャンプにてサッカーフェスティバルを実施【Jリーグ】
コーチを務めた本田 慎之介氏を囲んで集合写真

6月20日は国連が定める「世界難民の日」。この日ミャンマー国境にほど近いタイのヌポ難民キャンプで、ヌポ難民キャンプ委員会、カナダのNGOでスポーツ支援を行なっているRight to Play、日本から教育文化活動を支援しているシャンティ国際ボランティア会の主催により、フットボールフェスティバルが開催された。

ジュビロ磐田でキャリアをスタートさせタイ、インドで活躍した本田 慎之介氏がサッカーコーチとして参加。在タイ大使館、国際交流基金のメンバーや、難民キャンプを取材できる貴重な機会とあって、日系メディアも8社が取材に訪れた。

本田氏が子供たちに夢の大切さを語り掛ける
本田氏が子供たちに夢の大切さを語り掛ける

ヌポ難民キャンプはタイ王国ターク県ウンパン群にあり、キャンプ内の人口は約1万人。ミャンマーから逃れたカレン族を中心に複数の民族、宗教が混在したキャンプとなっている。木造の建物が所狭しと並び、電気も発電機を駆使してまかなっている。すでに設立から25年が経過し、住民の生活を支えるインフラ機能は安定している。その一方で、長期にわたる難民化の結果、ミャンマーの民主化が進む中でも無国籍の住民が多数いるなどさまざまな問題を抱えており、ミャンマーへの帰還は遅れている。

サッカーフェスティバルが開かれたこの日、300人を超える子供たちがキャンプホールに集まり、記念式典で子供たちによるダンスと歌で歓待を受けた支援チームはその後、図書館にて本田氏による絵本『ミラクルゴール』の読み聞かせを行なった。

昼食を挟み午後はいよいよ本番のサッカー教室。青年の部、子供の部、大人の部と3セッションが開催され、本田氏の元に総勢150名を超えるプレーヤーが参加。子供たちは日ごろ接することのない元プロサッカー選手を前に、男女関係なく大興奮。本田氏は夢を持つことの大切さ、そして自分で物事に“気付ける”プレーヤーになることを語りかけ、子供たちも「ネー(はい)」と大きな声で返事をしていた。

本田氏がカレン族のシャツを身にまとい子供たちに絵本の読み聞かせを行う
本田氏がカレン族のシャツを身にまとい子供たちに絵本の読み聞かせを行う

イベントの最後は、難民キャンプ委員会のメンバーと日本人チームによる真剣勝負。傾斜したピッチ、水溜りが半分プール状態になったゴール前という完全アウェイのコンディションの中、劣勢の日本人チームがなんとか無失点に抑え、最後はペナルティキック戦を3-1で制し、なんとかプロ選手を擁するチームとしてのプライドを保った。

本田氏は終了後「来て良かったですね。NGO、大使館をはじめ日本人のみなさんで一致団結して、子供たちのためにという思いが出た形となりました」と語り、イベントの成功を振り返った。

なお、本イベントは在タイ日本大使館、国際交流基金バンコク日本文化センター、公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が後援をしている。

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