明治安田生命Ｊ１リーグは8日、第18節の8試合が行われ、首位の鹿島がFC東京に引き分けた一方、2位のＣ大阪が柏に勝利し、鹿島に代わって順位表のトップに立った。
アウェイでFC東京と対戦した鹿島はペドロ ジュニオールのゴールで先制しながら、橋本拳人に2ゴールを奪われて逆転を許してしまう。76分に再びペドロ ジュニオールが決めて同点に追いついたものの、勝ち越すことはできずに2-2のドロー。連勝が5でストップし、首位の座から陥落した。
ホームで柏と対戦したＣ大阪は武富 孝介のゴールで先制されるも、61分に杉本 健勇が同点ゴールを奪うと、70分にソウザが逆転ゴールを奪取。柏との上位対決を制して、3連勝を達成。鹿島をかわして首位に躍り出ている。
アウェイで鳥栖と対戦した川崎Ｆは前半のうちに2点を先行されるも、後半に入ると怒涛の反撃を展開。谷口 彰悟、エウシーニョ、小林 悠が立て続けに3点を奪い、鮮やかな逆転勝利を飾った。3連勝の川崎Ｆはこれで3位に順位を上げている。
横浜FMは81分に前田 直輝のゴールで先制しながら、終了間際にアンデルソン ロペス同点ゴールを許し、広島と1-1のドロー。連勝は5でストップした。一方、森保 一監督が辞任し、横内 昭展ヘッドコーチが暫定的に指揮を執った広島は、敵地で貴重な勝点1を手にしている。
清水は松原 后と鎌田 翔雅にゴールが生まれ、Ｇ大阪に2-0と快勝。 磐田は川又 堅碁の一撃で、1-0と甲府を下した。
神戸は三原 雅俊のゴールなどで、3-0と仙台に快勝。連敗を3で食い止めた。大宮と札幌の一戦は、大宮が2点を先行するも、終盤に福森 晃斗がフリーキックを2発叩き込み、札幌が劇的な展開で引き分けに持ち込んでいる。
■試合データ
清水vsＧ大阪
大宮vs札幌
FC東京vs鹿島
横浜FMvs広島
磐田vs甲府
Ｃ大阪vs柏
神戸vs仙台
鳥栖vs川崎Ｆ
