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【J1 2ndステージ 第6節磐田-鹿島レポート】磐田、優勝が遠のく「勝ち点1」(03.09.21)

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2003JリーグJ1 2ndステージ戦第6節
磐田 1 - 1 鹿島(15:00:磐田)入場者数15,214人

セカンドステージ5試合を消化して3勝2分けで首位に立つ鹿島と、1勝2分け2敗で12位に低迷する磐田─。Jリーグを代表するこの両雄が、ステージ序盤とは言え、まさかこんな順位で相対するとは思ってもみなかった。

 しかし、勝ち点差はまだ「6」。J2降格の影におびえる京都にまさかの黒星を喫した後、2戦続けて引き分けるなど勝ち切れない磐田にしてみれば、鹿島を倒せばこれ以上ない景気づけになる。対する鹿島も、ここで“ライバル”を叩いて息の根を止めておきたいところ。果たして日本が誇る“ナショナルダービー”は、両者痛み分けに。しかしこの結果は、磐田により重く圧し掛かったように思う。確かに勝ち点差を広げられはしなかったが、優勝がまた一歩遠のくことになったからだ。

 さて、雨が降りしきる中で始まったこのゲーム、最初にチャンスを掴んだのはホームの磐田だった。13分、グラウからの縦パスに飛び出したジヴコヴィッチが、GK曽ヶ端と1対1の決定的チャンス。ところが…。ジヴコヴィッチの左足から放たれたシュートは、ゴール右に逸れて得点ならず。試合後に振り返ると、このシーンが磐田の先行きを暗示していたように思う。

 それから3分後。このゲーム最初のゴールは鹿島が奪った。小笠原が右サイドから上げたクロスに平瀬が飛び込む。しかしボールはその平瀬の頭上を越えて、直接ゴールネットに突き刺さった。

 しかしその後は、「立ち上がりから15〜20分くらいまでは良い形でいけた。ただ、徐々にジュビロのペースとなってしまった」と鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督が話すように、磐田がゲームを支配する。右の成岡と左のジヴコヴィッチがサイドを変えながら、鹿島ゴールへと進む。35分にはその成岡からパスを受けたグラウがGKと1対1になるも、曽ヶ端の身体を張ったセーブでまたもや決定機を逃した。

 それでも磐田は42分、ペナルティエリア内でグラウが石川にユニフォームを引っ張られて倒され、PKを獲得。これをグラウ自身が冷静に決めて、3度目の正直でやっと鹿島ゴールをこじ開けた。しかも、前半終了残り3分でのゴール。流れとしては完全に磐田に傾いていた。

 後半に入っても磐田が持ち味であるパス回しで、鹿島を翻弄する。印象としては磐田が圧倒的に攻め込んでいた。しかし実際には、惜しいと言えるのは31分に名波のクロスに前田が頭で合わせたシーンくらい(ボールはポスト左に外れる)。「ゴールへ向かうプレーが少なかった」(柳下監督)、「もっとシュートを打てば良かった。ちゃんとしたイメージでシュートまでの意識を高めないと」(福西)と反省の言葉が漏れるように、ボールを支配しながらも、後半放ったシュートはわずかに「3」。鹿島が引き分け狙いで引き気味になっていたとは言え、あまりに少なかった。

 さらに、「自分とロドリゴ(・グラウ)が得点機できっちり決めていれば」(ジヴコヴィッチ)、「チャンスはあったけど勝ち切れなかった」(田中)、「チャンスを生かした方が勝てるのだが、我々はそれを生かせなかった」(グラウ)と選手たちが口々に話すように、決定機を高い確率でものにするという、かつての磐田の強さの源泉は見られなかった。

 これまで2列目からの飛び出しで、数々の決定機をものにしてきた藤田俊哉は海外へ渡った。また抜群の勝負強さを誇る中山も、ケガが癒えるまでもう少し時間がかかりそうだ。確かにグラウがセカンドステージ6試合で4ゴールと奮闘している。しかし、“フィニッシャー”が彼ひとりでは、“王者”という称号を再び戴冠するには心もとない。

以上

2003.9.21 取材・文 スポマガWORLD SOCCER

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