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【J1 2ndステージ第10節 F東京−浦和】浦和、先制するも追い付かれF東京と1対1のドロー(03.10.19)

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F東京 1 - 1 浦和(14:05:味スタ)入場者数30,066人

2年連続でナビスコカップ決勝進出を決め、リーグ戦でもここ4試合で3勝1分けと好調の浦和。エメルソンと田中の快速2トップを武器に初のステージ制覇に向け、その勢いは加速するばかり。現在、J1のなかでも最も活きのいいチームである。

 その浦和の今節の対戦相手は苦手のFC東京。ナビスコカップの準々決勝こそ、第2戦で初勝利を挙げて、なんとか勝ち上がりを決めたものの、過去7度の対戦では1勝1分け5敗と大きく負け越している。首位を争う浦和にとっては、苦手意識を払拭するためにも、勝って勝ち点3を取りたい一戦である。

 試合は急に降り出した雨の影響もあって、立ち上がりは両チームともパス、トラップの精度を欠き、中盤での激しい潰し合いが続いたが、流れは徐々にFC東京へ。前節の鹿島戦に5対1と大勝した勢いに乗ってか 、右サイドの加地と石川のコンビを起点に攻撃を仕掛ける。

 しかし、そんななか先制点は、やや押され気味だった浦和に生まれた。39分、「前を向いての1対1のチャンスはいつもねらっている」というエメルソンがエリア内で相手DFをかわすと、そのまま右足を振り抜き、強烈なシュートを叩き込んだ。

 が、1点を追うFC東京も後半開始直後の47分、宮沢の右CKから相手オウンゴールで同点に。ラッキーな形から試合を振り出しに戻すことに成功した。

 その後は、疲れの見えたFC東京に対して、浦和が怒涛の攻撃を仕掛ける展開。53分に、田中から鈴木と渡ったボールに最後はエメルソンが右足で合わせたが、シュートは右ポストを直撃。72分にはエリア内でエメルソンのリターンを受けた鈴木が左足でねらったが、惜しくもゴール右へ。75分、右サイドを突破したエメルソンのクロスに逆サイドから走り込んだ平川が右足インサイドで合わせたが、これまたゴールポストに嫌われた。

 そして、試合はこのままタイムアップ。後半は右サイドの山田、鈴木を中心にエメルソンと田中の2トップが絡み、厚みのある攻撃を仕掛けた浦和だったが、放ったシュート9本(後半)も追加点には繋がらず。対する、FC東京もケリー、石川を中心とした素早いカウンターからチャンスを窺ったものの、決め手を欠いた。

 試合後、浦和のオフト監督は「ポストに嫌われる惜しいシュートなどもあったが、結局は追加点が奪えなかった。だが、引き分けは受け入れられる結果。去年までなら、負けていた試合だと思う」と負けなかったことを評価した。

 「欲を言えば、勝ち点3が欲しかったけど、1でも取れてよかった」(鈴木)。「負けなかったのは大きいと思う」(田中)。「完ぺきではないが、持ち味は出せた」(坪井)。と選手にも引き分けに落胆の様子はない。苦手のFC東京戦を終えた浦和の勢いは、まだまだ続きそうである。


2003.10.19 Reported By スポマガWORLD SOCCER

以上
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