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【J2 第39節 川崎F−札幌】川崎F、7連勝で昇格圏内に突入!(03.10.19)

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川崎F 1 - 0 札幌 (14:04:等々力)入場者数7,119人

川崎の選手、サポーターたちは試合終了のホイッスルを聞いて、さぞかしドッと疲れが出たのではないだろうか。試合が始まってから90分間、攻めて攻めて攻め続けて完全に札幌を圧倒しながら、最少得点しか挙げられなかったのだから。

 展開は予想通りだった。今季J2最多得点を誇る“攻”の川崎が中盤を支配して次々とシュートを放ち、対する札幌は引いて守ってカウンターで速攻を狙う。

 川崎はジュニーニョ、我那覇、今野の3人が中央から札幌ディフェンスに攻め込み、さらに右の長橋、左のアウグストとサイドからも切り崩しを図る。13分にはアウグスト、さらにその1分後にはジュニーニョが決定的なシーンを作り、ゴールネットを揺らすのにさほど時間はかからないと思われた。

 だが、札幌の体を張った捨て身の守備の前になかなかフィニッシュが決まらず、ジリジリとした時間が過ぎていく。26分にはジュニーニョのラストパスに今野が飛び込むが、シュートはゴール右に。34分には長橋のクロスに我那覇がゴール正面で合わせるが、ボールはバーの上を越えていく。川崎は前半、12本のシュートを放ちながらも、スコアボードに得点を刻むことができなかった。

 一方的に攻めながら最後が決まらず、逆に一瞬の隙をつかれてカウンター一発でやられる──。サッカーの世界ではよくある展開であり、前半を見る限りは決してあり得ない結末ではないと思ったファンも、少なからずいたのではないだろうか。

 しかし、「流れが悪くても集中して落ち着いていた」(箕輪)、「なんとなくカウンターでやられるんじゃないかという悪い感じが出たときも、ディフェンスラインが落ち着いて修正していた」(今野)。これが、J1昇格という大きな目標を持って戦っているチームの強さだろう。後半に入っても札幌に付け入る隙を与えず、試合開始から63分、ついにゴールをこじ開ける。ジュニーニョが右サイドをドリブルで駆け上がり、ゴール前にマイナスのクロスを返すと、我那覇が体を倒しながら右足でボールを押し込んだ。

 結局、この1点が決勝ゴールとなり、7連勝。シュート数25本、決定機は9回演出しながらも1点しか取れず、フィニッシュの精度という点で物足りなさを感じた。だが、ここまでくれば内容は二の次、結果がすべて。同じ時間に水戸と戦っていた首位・新潟が敗れ、さらに1時間後、2位・広島が福岡の前に屈した。ライバルが“格下”に取りこぼす中、川崎はきっちりと勝ち点3を手にして2位に浮上。残り5試合の段階で、昇格圏内に突入した。

 一方の札幌は、開幕前は昇格候補の一角に挙げられながら、9月の時点でその夢も消えていた。しかし、「プライドもあるし、ただで負けるわけにはいかない」(吉川)。なんとか“上位いじめ”をして意地を見せたい。選手たちはそう意気込んでいたのだが、逆に川崎に勢いの差をまざまざと見せつけられてしまった。前半こそ猛攻を耐え忍んでいたが、後半開始5分に森下が2枚目のイエローカードをもらって退場。この時点で実質的に勝負は決していた。

2003.10.19 Reported By スポマガWORLD SOCCER

以上
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