新潟 2 - 0 甲府(18:04 新潟ス) 入場者数 42,199人
試合後に反町監督は「前半からよかった」と述べている。実際前半で、新潟がワンゴールを上げ、シュート数でも8本を放った新潟に対して甲府はわずかに3本のみ。結果を見れば、反町監督の言うとおり新潟に有利な数字が残っている。しかし、内容を見れば甲府が上回っていたように思う。
試合後に上野が振り返ったように、甲府はクサビに入ったボールに対して厳しいディフェンスをしかけ、ほとんど起点を作らせなかった。ハードマークによって新潟は攻撃の糸口を見出せなかった。前半開始直後にはあった、サイドからの崩しも、前半の終盤にはほとんど見られなくなった。
その一方で前半の甲府のボール支配率は高かった。ところが新潟が枚数をかけてきっちりディフェンスしたことで、決定機はほとんど作れなかった。視点をどこに置くかで評価の分かれる前半ではあったが、甲府は悪くなかった。
ただし、試合は新潟の先制ゴールによって均衡を崩す。
前半30分の新潟の得点の場面は、ディフェンスのミスと上野の跳躍力が重なって得点につながった。セットプレーでの失点の多さを見越し、宮沢を先発起用した反町監督の慧眼も特筆されていいだろう。いずれにしても、新潟にとっては思い通りの形で先制し、そして試合を有利に運んだ。
後半に入った63分に甲府は一気に2枚の選手を代えて、同点ゴールを狙ってきた。まだ新潟が甲府の出方を見極めている64分に、交代出場の白尾が決定的なポジションでシュートを放つが、ミートしきれず野澤がセーブ。続く65分にも白尾がチャンスを作るが、こちらもミートし切れなかった。
試合を決定付けたのは76分のマルクスのゴールだった。
前半にFKからアシストを決めていた宮沢に代わって、71分にピッチに立っていた栗原にマルクスからパスが出る。右サイドでボールを受けた栗原は、うまい切り返しでDFをはずしてクロス。マークがずれたところをマルクスがきっちりとゴールに叩き込んだ。
甲府は終盤にシステムを3−5−2に代えてゴールを狙ったが、丸山、安の新潟のセンターバックコンビの前にゴールを割ることができなかった。
長めの4分のロスタイムを無事に乗り切って、新潟が28節以来の無失点試合を、また25節以来となる完封勝ちで勝ち点3を加えている。
川崎、広島といったライバル2チームが最終節に勝ち点を食い合うことを考えると、この勝ち点3は新潟にとって大きな意味を持ちそうだ。
2003.10.26 Reported by 江藤高志
以上
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