福岡 2 - 1 新潟(15:04:博多球) 入場者数 13,921人
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◆福岡:松田浩監督
こういういろんなことが重なる場というのはあまりないと思うんです。その中でみんなで結果を出そうという事を言ってたんですが、結果的に2−1で勝つことができたというのが今日の収穫だと思います。相手も非常にプレッシャーがかかる中で、精神的にはこちらが優位というか、楽な立場にあっただけに、結果は残そうということを強調していました。
1−1に追いつかれたときは、前節のフロンターレ戦と同じような形になるわけで、ハーフタイムのときからみんなその辺はわかっていました。だから、この前の二の舞にならないようにしようということで、同点になったときも比較的落ち着いてやれたかなと。
この前の試合がレッスンになったという気はします。1−1の後も向こうとしても引き分けは痛いはずですし、まだこちらの優位性は動いていなかったので、みんながそこら辺を感じて落ち着いて試合を進めてくれたかなと思います。
−監督が掲げられていた架空の第4クール優勝という結果になったんですが。
今日勝たないと並ばれる、そういう意味で後の二つは落とせないという状況で、試合の場を作ろうと思っていたんです。前節も非常にいいレッスンになったんですが、そのような状況で勝ったことは、来年につながる経験だと思います。今日もそういう意味ではいい試合ができたと思います。
−これだけ多くのお客さんが入った中で首位を相手に勝ったのは(集客面でも)来年につながるんじゃないかと思うんですが。
さっきも(ホーム最終戦ということでサポーターに対するセレモニーの中の)挨拶の中で言わせてもらったんですが、ファンの皆さんの後押しがあると、見えない力が出てくる言うか。やっぱり、これだけ集まってくれたファンの前で首位のチームを叩くというのが一番ファンの皆さんへの恩返しかなという風に試合前には位置づけていたんですが、その通りになってよかったです。
−過去4回戦った新潟と今日戦った新潟とで、プレッシャーを背負っているという意味で違いは感じられましたか?
いや、そうでもないですね。いつもの戦い方だなと。で、いつもの流れだなと。なんとなくボールをキープするんだけど、速攻で危ない場面があってとか。本当に4回とも同じような感じだったですね。最後に結果はこっちに来ましたが。
もちろん、精神的にこっちが楽な部分はありました。彼らがこういう状況ではない、いやな緊張感がない状態で戦えばどうなったかなというのはありますが、4回ともある意味同じなのかなというのは感じます。
−来年の昇格に向けた2年計画の1年目という部分で、来季に向けた土台作りの手ごたえで100点満点で何点くらいでしょうか?
100点がどこにあるかというところで、まったく違ってきますし、逆に言えば前半戦の成績からすると、後期、後半戦にこれだけ勝ち星が稼げるとは、あまり予想できなかったというか。ある意味、この時期に星が5分にもどっていればというのをひとつの目標にしていたんですが、そういう意味では予想以上に勝てたというのは第3、第4クールに関してはありますね。
ただ、それは相手がプレッシャーの掛かった状況だとか、いろんな状況が重なってのことです。うちがその状況になったらどうかというのはまた別の話なので、簡単に比べることはできないと思います。
まあ、チームの負け癖を払拭するという意味では、どんな形であれ勝ちを続けるということは、選手の根っこの方で本当の自信になっていくと思うので、そういう意味では一応ベース作りとしてはある程度うまく行ったんじゃないかと思います。
−前半戦と後半戦でチームが変わったように思うんですが、その理由は?
いまおっしゃられたように、第1第2クールと第3第4クールとでは劇的に違うんですが、自分の中では全然劇的にチームが変わって来たとは思っていないんです。第2クールの途中から非常に手ごたえを感じていたんですよ。
第1クールと第2クールとでは勝ち点では10ずつで同じなんですが、勝ち数で言うと、第2クールの方が下がっているんです。ただ、引き分けが増えて得失点差が非常によくなったんですね。もうちょっとで勝てるという、現実味を帯びるような内容になってきた。そういうことでは第1クールと第2クールの間にも成長というか、手ごたえを感じていた。それが第3クールになって結果が出てくるようになったと。
そういうことで、一気にそういう形(劇的にチームの結果が変わったこと)になったと思うんです。ただ、やっぱり同じことをずっと、負けている間も続けてきたということが…(功を奏したのだと思います)。こういうことはやっぱり時間がかかるんだなと感じました。
前半が終わった時点で、数字的には(可能性が)あっても難しいという状況で、モチベーションが下がることはあると思うんですが、折り返しを迎える前の段階で、みんなが向上心を持ってずっと取り組んでくれたことが、結局は結果に結びついたと。ある意味よく出来すぎているのかもしれませんが、要因としてはそれしかないですね。
以上
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