2003年12月20日開催 第83回天皇杯4回戦
鹿島(13:00Kick off)柏(カシマ)
ベスト16が出揃った第83回天皇杯全日本サッカー選手権大会。カシマサッカースタジアムでは地元鹿島アントラーズと柏レイソルが対戦する。注目はなんと言っても元日本代表の秋田だ。鹿島アントラーズの選手として臨む最後の大会。勝敗に関わらず、4回戦の試合は秋田が鹿島アントラーズの選手としてカシマスタジアムで戦う最後の試合になる。1993年5月16日のJリーグ開幕戦でピッチに立って以来11年間。カシマスタジアムに君臨し続けた男がその集大成を見せる。
14日に行われた3回戦では鹿島アントラーズは大苦戦。J2のアビスパ福岡に土俵際まで追い詰められた。しかしロスタイム。秋田の気迫あふれる同点ゴールで息を吹き返し、延長戦の末、4回戦に進出してきた。怪我人、チームの中心選手の放出と、チームを取り巻く状況は複雑だが、最後まであきらめずに戦った末の秋田の同点ゴールは、どんなときでも全力を尽くす大切さを選手やサポーターに示した。そんな鹿島アントラーズは強い。
しかも、土壇場でタイトルを逃したJリーグでの悔しさを晴らさないまま2003年シーズンを終えるわけにはいかない。秋田の勝利に対する執念。チームの10冠達成を目指す強い意志。そして、「取れるタイトルは全部取る」というアントラーズ・スピリット。鹿島アントラーズは、その全てをかけて勝利を目指す。激しいリーグ戦を戦い終えたチームは、精神的にも、肉体的にも疲労の色が濃い。しかし、それを上回る気迫が鹿島アントラーズにはある。
一方の柏レイソル。リーグ戦では1stステージが6勝3分6敗の9位、2ndステージは3勝7分5敗の11位とサポーターの期待を裏切る結果になった。こちらも、このままではシーズンを終えられない。今シーズン最後の大会で上位進出を果たし、良い形で締めくくりたいというのがスタッフ・選手、そしてサポーターの共通した思いだろう。ワールドユース出場組の永田、宇野沢、近藤、谷澤ら4選手も元気に帰国。万全の体制で4回戦に臨む。
今シーズンの鹿島アントラーズとの対戦は0勝2敗。加えて、アントラーズレッドに染まるスタンドと襲い掛かるような鹿島アントラーズの気迫。柏レイソルにとっては決して簡単な試合ではない。しかし、上位進出を果たすためには避けては通れない道。そんな中での勝利こそサポーターが望むものだ。ポイントは両サイドからのオーバーラップと中盤が押し上げられるかどうか。天皇杯は一発勝負のトーナメント戦。柏レイソルにも勝機は十分ある。
2003.12.19 Reported by 中倉一志
以上
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一覧へ【天皇杯4回戦プレビュー】鹿島vs柏、秋田豊、アントラーズで最後のカシマサッカースタジアム。(03.12.19)













