今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【キャンプレポート2004】広島、宮崎シーガイアキャンプレポート(04.02.28)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2月27日まで宮崎のシーガイアで2次キャンプを行ってきた。2月3日から10日までの御殿場と筑波での1次キャンプから、総日数24日と、長期にわたるキャンプ、厳しい日々、選手たちは歯を食いしばってがんばっている。

2年連続で、キャンプの初めの段階で特徴があるやり方をする小野監督。これは筑波でのキャンプで行われるものだ。今年は自転車で120キロ、二日間かけてグループになって走破する。一人として勝手な行動とらず、夜はでテントを張って寝る。サバイバルだ。一様に大変だったと話す選手たちの中で、特に「寒くて寒くて、夜中の三時ごろに、近くにあるガソリンスタンドに駆け込んで、朝まで暖をとらせてもらった。」と笑って話すのは橋の下でテントを張ったグループのサンドロ選手。誰一人として脱落する人もなく無事に終了したこのサバイバルトレーニング。

みんなで力をあわせ、誰もが自分勝手な行動をとらずに、あきらめずひとつのことを力をあわせてやり遂げるため、そしてシーズン途中苦しい状況になったときの団結力を強めるためのトレーニング。「この成果というのは、今、目に見えるものではなく、シーズン中の辛いときなどにわかるものだと思うんです。お互いが協力して一緒になにかをやり遂げる。結束力を自然と強くすることが出来るものだと期待しています。実際には120キロなんだけど、山を越したり道に迷ったりしてるから140から150キロとかにもなってるんじゃないかな(笑)」と話す小野監督。

こうしてフィジカルとメンタルのトレーニングを終えて迎えた宮崎での2次キャンプ。
「正直言って不安です」と話すのは森崎和幸選手。宮崎でのトレーニングのキャンプの中で、練習試合の結果を見ると決して安心できる状況ではない。しかし「チームの完成度としてはまだまだですが、シーズン始まると我々は移動が多いチームですから、その分タフさを求めることが必要となってくるので、そこを宮崎では第一に考えてます。だから戦術面ではまだこれからというところがありますね。しかし開幕までになんとか、じゃなくて、ファーストステージを通じてチームを作り上げていきたい。こじんまりまとまったチームを作るのではなく、タフなチームを作り上げたいって考えています。」と小野監督は話す。

「これから残された開幕までの日数で、いろいろとコミュニケーションをとりながら、戦術面でもしっかり合わせて行きたい。」と森崎和幸選手は、チームのリーダーとしての自覚も十分だ。「リーダーシップをとっていかなくちゃいけない自覚はあります。それに自分としてもそこが課題でもあると思ってるんです。言葉にして表すのがあまり上手な方じゃないから。」という言葉とは裏腹に表情はリーダーだ。練習後どれだけ長い行列ができてもサポーターへの笑顔でのサインや写真撮影、そして多くの取材依頼もいやな顔ひとつせずこなす、チームの顔だ。今シーズンはゴールも狙っていくと宣言している。

そして、新たに加入したベテラン選手たち。小村選手は「細かくあれこれ言うのではなく、自分のプレーだったり練習をしている中で何かを伝えて行きたい。若くて才能のある選手がたくさんいるチームだし、楽しみだ。」と話す。練習やキャンプでの生活面で、その姿勢ですでにチームを引っ張っている。

昨シーズン、小野監督が就任時に掲げた「3年でJ1の優勝争いができるチームに〜想像力あふれ燃える熱い心でサッカーを!」というテーマ。今年はその第二章。「飛躍に向けた土台作り」の一年の始まり。土台作りのための準備はこのキャンプで確実に着々と進んでいる。そして来シーズンの優勝争いに向けて、広島は走り続けている。

2004.2.27 Reported by 日々野真理

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着