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【U-23日本代表プレビュー】アウェー最終のUAE戦。高さを生かしたセットプレーで勝利を狙う(04.03.05)

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 目下、勝ち点6でグループトップに立つ地元UAEと、勝ち点4で2位の日本。両者が5日夜、アブダビでいよいよ激突する。ワールドユースMVPイスマイル・マタルらアグレッシブな攻撃陣を揃える相手に対し、山本ジャパンは「高さを生かしたセットプレー」で勝利をつかみたいところだ。


 アテネ五輪アジア最終予選・UAEラウンドを戦っているU-23日本代表。4-0で快勝したレバノン戦から一夜明けた4日は、午前10時半からアブダビ郊外のザイード・スポーツ・シティのサブグランドでトレーニングを行った。

 初戦・バーレーン戦翌日同様、この日の練習にスタメン組は姿を見せなかった。中1日で3試合という強行日程の予選を強いられている彼らは、ホテルでの軽い調整に努めた。レバノン戦で左肩を負傷した田中マルクス闘莉王(浦和)も単なる打撲だと分かり、UAE戦出場に支障はないという。一方、控え組の成岡翔(磐田)がこの日朝になって熱を出し、練習を欠席した。結局、ピッチに姿を見せたのは、GK黒河貴矢(清水)、DF茂庭照幸(F東京)、青木剛(鹿島)、菊地直哉(磐田)、MF前田遼一(磐田)、山瀬功治(浦和)、FW高松大樹(大分)、坂田大輔(横浜)の8人だけだった。
 彼らはウォーミングアップの後、狭いエリアでのボール回し、何種類かのシュート練習を約1時間にわたって消化した。気温30度、湿度40%という厳しいコンディションにもめげず、選手たちは気持ちのこもった激しいプレーを見せていた。

 シュート練習の時には、団長を務めている日本サッカー協会の釜本邦茂副会長が高松、坂田を呼んで、直々にアドバイスを与えていた。「シュートへの入り方を教えてもらった。全ていい勉強になる」と語り、坂田も「いいアドバイスをもらいました」と笑顔で語った。
明日のUAE戦は、試合展開にもよるが、高松らサブ組の働きが大きなポイントになる可能性もある。実際、平山相太(国見高)、田中達也(浦和)の2トップは連戦を強いられており、疲労困憊の状態だ。平山はターゲットマンとして存在感を見せているものの、決定的なシュートをクロスバーに当てるなど、ゴールに関してはツキに見放されている。田中達也の方はレバノン戦で1ゴール2アシストの大活躍だったが、運動量の多いUAE相手に90分間走り続けるのは厳しそうだ。

坂田は「自分が出るとしたら、1-0で負けていて、どうしても1点がほしい時か、あるいは1-0でリードしていて前から守備をしたい時になるだろう。短い時間だったとしても、結果を残さないと意味がない」と強い口調で話していた。
とにかく明日のUAE戦は最終予選最大のヤマ場。万が一、日本が負ければ、早くも自力予選突破の可能性が消えてしまう。引き分けにしても、勝ち点2の差を詰めることはできない。ホーム3試合で3連勝を強いられる日本に大きなプレッシャーがかかるはずだ。

山本監督は「少しヤマが早く来た。明日の試合が勝負になってしまった。UAEは勢いに乗っているし、本来の実力以上のものを出している。立ち上がりが非常に大事になる」と気を引き締めた。
地の利、勢い、攻撃陣のアグレッシブさでは、UAEが明らかに優位だろう。しかし日本には平山、闘莉王の「高さ」という武器がある。「今の日本には高さがあるから、リスタートが重要になってくる。キッカーも大事になってくるが、誰をどう使うべきか、バランスが難しい」と、指揮官は苦しい胸の内を打ち明ける。

このチームのキッカーは、森崎浩司(広島)、松井大輔(京都)、山瀬の3人。森崎の先発は間違いないとして、問題はトップ下だろう。松井はチームの中でも疲労が濃く、レバノン戦でもアップアップの状態だった。UAEの守備の裏が弱いことも考えても、裏に飛び出すのがうまい山瀬の先発は十分に考えられる。本人も「UAEは戦術が守りの徹底されていないところがある。そういうところを突いていければいい」とすでに狙いを定めている。

誰が出ても、笑ってもないても、明日のゲームが最終予選の行方を左右する。「アテネ経由ドイツ」を目指す五輪代表にとって、極めて重要な戦いが目前にせまった。

2004.3.5 Reported by 元川悦子


以上
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