ともにチーム体制を刷新して臨む今季の開幕戦。柏レイソルはチーム生え抜きの池谷友良氏を監督に迎え、昨年のワールドユース得点王でブラジルが大会を制する原動力となったボランチ・ドゥドゥ、元日本代表FW山下芳輝、スピードのあるFWゼ・ホベルトらを獲得。これまでにない積極的な補強を行った。
対する大分はオランダ五輪代表監督経験もあるハン・ベルガー氏を監督に招へいし、昨年のKリーグ得点ランク2位でベストイレブンにも選出された元セレソンのFWマグノ・アウベス、元オランダ代表のボランチ・ビチュヘ、DFのユーティリティープレイヤー・三上和良らを加入させ、攻撃的なチームへの移行を図った。昨年2度の対戦はともにスコアレスドローに終わっただけに、決定力不足が解消されたか否かが勝敗を分けると言えそうだ。
チーム始動当初は3バックを試した大分。ディフェンスラインを上げ中盤をコンパクトに保つ意識を徹底させたが、練習試合で鳥栖、FC東京相手に惨敗。キャンプ終盤には昨年と同様の4バックに変更するなど、試行錯誤が続いた。しかし開幕1週間前に行われた福岡との練習試合では1-1のドロー。ベルガー監督の目指すサッカーはチームに浸透しつつある。開幕戦は、成長著しいFW高松大樹とMF根本裕一を五輪予選で欠くのが痛い。マグノ・アウベスが1トップとなり、1年間の浪人生活を経て念願の地元チーム入りを果たしたMF永井秀樹がトップ下で先発出場する可能性もあり得る。
一方柏は波に乗っている。開幕を占う恒例のプレシーズンマッチ「ちばぎんカップ」では、昨年3位の市原に対し3-0の圧勝。相手のコンディション不良は差し引いて考えなければならないものの、新戦力の山下が1ゴール・1アシストの活躍。昨年ブレイクしたFW玉田は「山下さんが基点になってくれるから、僕が自由に動き回れる。すごくやりやすい」とコンビネーションの良さをアピールする。ちばぎんカップでは調整不足を露呈したドゥドゥも、その後行われたJ2水戸との練習試合では見違えるほどコンディションを整えてフル出場を果たし、積極的にゴールに向かう姿勢を見せた。3年目となるリカルジーニョはすっかりチームにフィット、今や攻守の要となっている。課題は両サイド。不動の左サイドとしてチームに欠かせない存在だったMF平山智規は、昨年終盤の鹿島戦で痛めた膝の怪我が長引き別メニューによる調整が続く。元日本代表のベテラン、MF増田忠俊が先発することになりそうだ。右サイドはMF明神智和が先発し、ワールドユースでも活躍したMF谷澤達也が後半から出場するという展開が試されている。「サイド攻撃の復活」を明言する池谷監督の言葉とは裏腹に、人材不足の感は否めない。
「走魂宣言〜魂込めて走ります。」をスローガンに掲げ、“走る日立”の復活を目論む今季の柏。山下が相手ディフェンダーを引きつけ、それによって生まれたスペースを玉田が自由に走り回る、といった攻撃に持ち込みたい。大分は持ち前の堅固な守備でしのぎ、高い位置でボールを奪って前線のマグノ・アウベスへとつなぐ展開を狙いたい。勝負の行方は両チームの新戦力FWが握っている。
以上
Reported by 横井孝佳
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