磐田 2-0 東京V (19:04/ヤマハ) 入場者数 15,088人
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2-0というスコアだけを見れば、ホームの磐田の完勝という印象を受けるかもしれない。しかし、その内容は、結果とは完全に異なるものだった。
磐田の先発は、先週のゼロックススーパーカップとまったく同じ。布陣もお馴染みの両サイドが高い位置をとる3-5-2。東京Vは、中盤がダイヤモンド型の4-4-2で、エムボマがケガで不在の2トップには、平本と桜井がコンビを組んだ。
前半の立ち上がりは、両チームとも個人個人の高いキープ力を生かしながら、中盤での見応えのある主導権争い。やがてボールのキープ率では、磐田がやや優位に立つが、東京Vはサイドバックの上がりを抑えて、素早い攻守の切り換えから組織的守備を展開し、磐田にチャンスを作らせない。磐田は、8分に左の西からのアーリークロスに西野がDFとうまく身体を入れかえてシュートしたのが、序盤で唯一の決定機。それに対して東京Vはカウンターでチャンスを作り、28分には林のスルーパスから平本がフリーで裏に抜け出し完全にGKと1対1になるが、GK佐藤がファインセーブ。
実質的なチャンスの数では東京Vが上回る展開の中で、先制点を奪ったのは磐田。40分、名波の右からのクロスを田中、福西とつないで逆サイドの藤田が頭でゴールにプッシュ。左右へのダイナミックな揺さぶりは、東京VのDF陣も止めようがなかった。
だが、1-0で折り返した後半は、徐々に東京Vが鋭い動きで攻勢に出て展開が一転。磐田のお株を奪うような速いパス回しで完全に主導権を握る。さらに51分には、まだ中学生の森本がJリーグ・デビューし、J最年少出場記録を大幅に更新(15歳10カ月6日)。その森本は、デビュー戦とは思えない堂々としたプレーを見せ、鋭いフェイントで山西を置き去りにするなど、15歳としては驚くべきプレーを披露。シュートも4本放ち(公式記録上は3本で両チームを通じて最多!)、あとわずかのところでデビュー戦ゴールという場面も2回作った。東京Vは、その他にも59分に柳沢のクロスから決定的なチャンスを作るが、またもGK佐藤のファインセーブに阻まれる。
磐田の桑原監督は、64分に森本よりも21歳年上の中山を投入。それでも東京Vの両サイドからの攻撃はさらに厳しくなり、たまらず81分に名波に代えて河村を右サイドバックとして入れ、4バックにシフトチェンジ。そして、その直後の82分、西の左からのクロスを福西が頭で折り返し、逆サイドの藤田がダイビングヘッドで押しこんで2点目をゲット。我慢の時間帯が続いた磐田が、勝負強く追加点を決めて勝敗は決した。
勝った磐田は、少ないチャンスを生かした藤田の決定力は相変わらず頼もしかったものの、監督にも選手たちにも内容に対する反省の言葉のほうが目立った。逆に東京Vは、森本が完全に主役の座を奪い、内容的にもアルディレス監督が「満足」という戦い。エムボマや山田卓の復帰後が楽しみなチームという印象を強く残した。
2004.3.14 Reported by 前島芳雄
以上
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