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【J2:第16節 湘南 vs 京都 レポート】湘南が2点差を追いつくが、両チームともに悔やまれるドロー決着。(04.06.06)

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6月5日(土)J2 第16節 湘南 2 - 2 京都(19:04KICK OFF/平塚) 入場者数 5,422人

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 両チームの監督も選手も声をそろえたが、前半と後半とでこれだけ印象の違う試合も珍しい。
「前半は今までのゲームの中でも1、2を争ういいゲームでした」と京都・黒部が胸を張ったその前半。京都は攻守のバランスを保ち、優位に試合を進めた。長身を生かした田原のポストプレーに対する松井と黒部の関わりは流れるように京都の攻撃を作り出し、湘南ゴールに迫った。ここにボランチの中払が絡むことで攻撃に厚みが生まれた。前半9分の京都の先制点は、タイミング良くタテに飛び出していったボランチの中払によってもたらされた。右サイドの深いポジションでボールキープし、起点を作った田原が松井へパス。シンプルにボールをさばいて中央へとクロスを浮かせると、走り込んできた中払はイージーなボールをヘディングで押し込むだけだった。

 その一方で、湘南にアクシデントが発生する。失点直後の前半12分に、湘南の中盤のキープレーヤー中里が負傷退場。一旦はピッチに復帰したものの結局前半16分に北出への交代を強いられた。山田監督に言わせると、中里は「どのチームに対しても(相手の中盤で攻撃のポイントになる選手を)消しに行かせてます。(湘南の)他の選手では止められないと思います」と言わせるだけの重要な選手であり、彼の負傷も重なって湘南は試合終了まで流れの悪さを払拭できなかった。

 前半35分の京都の追加点は、先制ゴールのリプレイを見るかのような形で決まる。右サイドに流れた田原がマーカーをかわして熱田に落とすと、ここから中央の松井へとラストパス。松井がこれを落ちついて合わせた。
京都は前半の良さが印象に残ったが、シュート数は4本にとどまっていた。西村監督が「今日の試合に関しては3点目が取れなかったことがこういうゲームになってしまった」と悔やんだのは、ひとつには単純にフィニッシュの絶対数が少ないということもあげられるだろう。

 2点を追いかける立場の湘南は、ハーフタイムを経てまったく違うチームになっていた。山田監督の説明によると、中盤のバランスを見直したとのこと。その一方で京都は「自滅気味ですね。ファウルが多くなってセットプレーを与えてしまった」と手島が説明するように、前半とは別物となった湘南に戸惑っていた部分があったのかもしれない。

 後半14分に湘南が奪ったFKは、キッカーの金から中央のパラシオスを経て村山のゴールにつながった。その2分後に、すかさず京都・西村監督は熱田を下げてビジュを投入。中盤を厚くして逃げ切りを図った。しかし湘南の勢いは止まらない。後半19分に城定に代わって柿本が投入されると、1分後にはその柿本を経由して大きく左右に展開。シンプルにアマラオ→柿本→加藤→高田とつなぎ、最後は金が同点ゴールを押し込んだ。

 当初、ビジュは高田を気にしていたが、この失点の後にマークの対象を柿本に変更する。これによって自由になった高田が、ビッグチャンスを連発。32分、39分と決定的なシュートを放つがゴールに結びつけることができずに「今日は眠れないです」(高田)と悔しさをかみ殺した。湘南にしてみれば、ここで3点目を決めていれば勝てた試合だったが「本当に決定力がほしいんですが、それはまあ、今後の、永遠の課題でしょうね」と山田監督が悔しがるように追加点を畳みかけられなかった。

 前半だけを見れば京都が5−0で終えていてもおかしくない試合であり、後半はその逆のスコアで湘南が勝利できた試合だった。しかし、終わってみれば2−2のドロー。試合後の両チームサポーターは、選手たちに大きな声援を送っていたが、その期待に応えられなかった選手たちの表情は曇りがちだった。
 
以上

2004.06.05 Reported by 江藤高志
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