6月19日(土)J1 第14節 鹿島 vs 磐田(15:30KICKOFF/カシマ)
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鹿島は、1stステージ制覇への望みが完全に消えてしまったとはいえ、迎えるは宿敵磐田。しかも、相手は優勝に王手がかかった状態でホームに乗り込んでくる。カシマスタジアムでサックスブルーが歓喜に沸くという屈辱だけは、なんとしても阻止しなければならない。過去の対戦成績では14勝1分9敗と鹿島の方に分があるが、磐田のここぞという場面での勝負強さは計り知れない。長年リーグを先導し続けてきた両チームの戦い。それに加え一方が優勝のかかった一戦ともなれば、両チームのサポーターならずとも、見逃せない試合と言える。
前節は東京V相手に0-3と大敗した鹿島。優勝の可能性だけでなく、残す磐田・横浜FMとの直接対決に向けて、弾みをつけたい一戦だっただけに悔いが残る結果となった。明日の試合のスタメンは、GK曽ヶ端、DFは右から内田・大岩・金古・新井場、左ハーフに本山、右は小笠原、ボランチは中田・フェルナンド、そしてFWに平瀬・野沢が濃厚。また、平瀬が外れて青木が入り、野沢が1トップ気味にはり、2列目に本山、左に小笠原・右に青木と並び、新井場がバックラインから前目で構えた3バックも試された。昨年のナビスコカップで磐田相手に3バックで勝利しているだけに、監督としても印象がいい。「もしかしたら、途中でそういうシステムになるかも」(野沢)という言葉通り、磐田のサイド攻撃を警戒してシステム変更も考えられる。
だが、「クラシコ」を明日に控えた鹿島FWの決定力に不安は残ったままだ。野沢はナビスコカップでは得点を決めているが、リーグ戦ではまだゴールは見られない。平瀬もリーグ戦でゴールネットを揺らしていない。明日はなんとかFWの得点が欲しいところ。「ラストパスの出し手にも問題がある。出し手と受け手のイメージがタイミングよく合わないといけない。明日はボランチやDFラインから一発前に出すという、メリハリの利いたパスが必要になる」と小笠原が言うように、勝負をしかけるイメージを全員で作り出すことが出来るかどうかが、明日の得点の鍵を握る。
対する磐田は、相性の良くなかった市原を執念で下し、その後の神戸も土壇場でドローに持ち込んだ。勝利への執着心、そして数々の接戦をものにしてきた勝負強さはさすがである。しかし、今節は好調の西が出場停止。藤田の右ひざの状態も不安を抱える。また、ここにきて1週間3試合というハードスケジュールが、名波の右ひざに相当な負担をかけているのは間違いなく、明日の試合はどこまでプレーできるのか気になるところ。鹿島相手になかなか厳しい試合となりそうだ。ただ、中盤の流れるような動き・サイドからの流動的なパス回しは鹿島にとっては脅威。「明日はサイドから中に入る動きに対して、マークの受け渡しをしっかりしたい」(内田)と鹿島も警戒を強める。
開幕当初は破竹の勢いだった磐田。しかし、後ろを振り向けば、勝ち点差1までにつめてきた横浜FMの鼻息が聞こえ、最後の最後での大逆転劇も十分ありうる状況となった。昨年1stステージではわずか勝ち点差1で優勝を逃し、2ndステージでは勝ち点では並びながら得失点の差で3位という屈辱を胸に、この逆境を乗り越えフィナーレを迎えることが出来るのだろうか。
以上
2004.06.18 Reported by 柴田愛子
J’s GOALニュース
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