2004年7月3日(土)2004JOMOオールスターサッカー
J-EAST VS J-WEST(18:00KICKOFF:新潟スタジアム)
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初夏の風物詩となっているオールスターサッカーだが、今年の開催地は新潟だ。ご存じの通り今年からJ1の一員として戦いを繰り広げている新潟の、ホームゲームでの集客力は圧倒的。彼らがリーグ戦で作り出してきたビッグスワンでの熱気が、オールスター本番でも期待できる。
開催地の熱狂も含めて期待できる今年のオールスターだが、最大の見所はアテネ五輪への出場権を勝ち取ったU23日本代表候補の面々だろう。
J-EASTからは史上最高の得票数で選出された阿部勇樹(市原)を筆頭に、初出場の田中マルクス闘莉王(浦和)、那須大亮(横浜FM)、石川直宏(FC東京)、二度目の選出となった田中達也(浦和)といった選手たちがファン投票によって、またオーバーエージ枠での招集が発表された曽ヶ端準(鹿島)そして五輪最終予選のMVPに指名された今野泰幸(FC東京)がJリーグ推薦によって選出され、出場する事が決定している。
またJ-WESTに目を転じてみると、U23日本代表候補は大分から根本裕一、高松大樹の二選手が選出されているのを皮切りに広島の森崎浩司(森崎和幸も選出されていたがケガで辞退)、大久保嘉人(C大阪)といった選手がファン投票によって出場権を勝ち取っている。ここにJリーグ推薦枠の駒野友一(広島)が加わって、12名ものU23日本代表候補が出場する事になる。ちなみに出場選手は両軍合わせて32名。つまり全出場選手のうち、3分の1超が、U23日本代表候補だという事になる。こうした現象は、裏返せばU23日本代表へアテネに向けての期待の表れでもあると言えるだろう。
U23日本代表が五輪最終予選で見せたひたむきさは、多くの日本人の心を打つものだった。そんな真剣勝負とはまた違った華やかさを持つオールスターという舞台での、プレッシャーから解放された中での生き生きとしたプレーに期待したい。
新潟開催という事で、見所の一つとして地元選出選手にも目を向けておこう。新潟からは山口素弘、上野優作と共に野澤洋輔が選手として、また反町康治監督も市原のオシム監督を抑えて選出されている。地元新潟では高い人気を誇る野澤選手の活躍や、反町監督の采配は楽しみなところだ。
個人的に見てみたいのはJ-WESTの三浦知良(神戸)と中山雅史(磐田)の往年の日本代表2トップである。アテネ五輪で盛り上がるサッカー界において、この二人の2トップは涙ものである。今の日本サッカー界の隆盛の原点をドーハ(93年アメリカワールドカップ最終予選)に見いだすとすれば、彼らはその悔しさを肌で知る数少ない生き残りである。そんな彼らの2トップが見せるプレーから、アテネ候補の選手たちが何かを感じ取ってくれれば、アテネ本大会に向けて有意義な試合になるのではないかと思う。
オールスターは、年に一度しかないまさに「お祭り」だが、その中にもいろんな意味や思いが込められている。人それぞれ違う視点で、このお祭りを楽しんでほしい。
2004.7.2 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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