7月24日(土)J2 第23節
川崎F 5 - 1 水戸 (19:04KICKOFF/等々力) 入場者数 8,585人
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水戸がペースを握った前半の立ち上がりからの30分間を、川崎Fの関塚隆監督は意図的に、慎重にスタートさせていた、と振り返った。まずはリスクを管理して、ムリに攻め込むことはしないという姿勢が、この試合の水戸のペースでの立ち上がりの理由だった。
そんな試合展開の中、川崎Fがペースを奪い返したのは前半37分の我那覇和樹のゴールがきっかけだった。
水戸にしてみると不運なバウンドでもあったが、クリアボールが突然我那覇の足元に転がった。水戸の前田秀樹監督は川崎Fの「威圧感」が選手に作用していたのではないかと振り返ったが、それは一見、非論理的な説明に聞こえながらも、ある一面で冷静な分析でもあった。
焦らず、落ち着いて蹴れば味方にぶつかることはなかったのかもしれない。しかし川崎Fの見えないプレッシャーを前に、水戸の選手たちの間に「PKエリアからとにかく早くボールを蹴り出したい」という恐怖感にも似た感情がわき上がったのだろう。それが思わぬ結果につながった。
我那覇は不意に跳ね返ってきたボールをコントロールすると、いとも簡単にゴールを決めた。川崎Fが持つ威圧感をベースにした水戸の焦燥と、我那覇の冷静沈着なプレーが絡み合った末の先制ゴールだった。
その我那覇はゴールを決めた後にメインスタンドに駆け寄ると、集まったチームメイトと共に生まれたばかりの我が子に対し、ゆりかごダンスをして見せた。そしてこれが川崎F劇場の開演の合図だった。
関塚監督も川崎Fの福家GMも。そしておそらく選手を含めた川崎Fに関わる全ての関係者が「節目の試合」と位置づけた試合だったが、先制点から2分後には流れるようなパスワークの末に再び我那覇が追加点。試合前にサポーターに誓った2ゴールの約束を前半だけで達成する。その勢いで後半の立ち上がりにもゴールを決めた我那覇は、6節の水戸戦に続いて今季2度目のハットトリックを達成し、ゴールランキングでも甲府のバロンを抜いて2位に浮上している。
「1試合1試合戦っていく中で、結果として点が取れればいいと思うので、目標は高く持ってがんばりたいです。日本人が得点王を取るとまた違うと思う。チーム内にいいライバル(17ゴールでゴールランキング首位のジュニーニョ)がいますし、お互いに競い合って高めていければと思います」(我那覇)
川崎Fは、後半11分にセットプレーのマークのずれから水戸の小林康剛に1ゴールを返されたが、74分に黒津勝、83分にはジュニーニョが追加点を決めて水戸を突き放した。
2位以下のチームがもたつく中、勝ち点差をさらに広げて川崎Fが首位を独走。リーグ戦の注目は、川崎Fが「いつJ1昇格を決めるのか」にシフトしつつある。
2004.7.25 Reported by 江藤高志
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:23節】川崎F vs 水戸レポート:川崎F悲願の昇格に向けて、節目の試合を大勝で飾る。(04.07.25)
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