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【キリンチャレンジカップ2004 U-23日本代表 vs ベネズエラ代表】試合後のリチャード・パエスモンソン監督(ベネズエラ代表)記者会見コメント(04.07.30)

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キリンチャレンジカップ2004
7月30日(金)19:21キックオフ/国立/45,965人
U-23日本代表 4-0 ベネズエラ代表
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○リチャード・パエスモンソン監督(ベネズエラ代表)
「監督の立場からコメントするようなことはない試合だった。我々が3年間かけて育ててきたのとは違うサッカーになってしまった。今回は若手選手を多く入れたが、彼らは国際経験が少ないために不正確なプレーが多くなり、攻撃ができなかった。ベネズエラはミスが多くて本来のプレーが出来ず、日本が通常のプレーをしたので勝って当然だと思う。我々のフル代表のレギュラーが来たならば、恐らく06年W杯予選でお見せしたようなサッカーを突き進めていけると思う」

Q:W杯南米予選でパラグアイと対戦するが、収穫があった選手は?
「アンドレス・ローガは、今後も使うかどうかを検討する余地がある。他の選手はまだ未熟なので、おそらく使わないと思う」

Q:試合の終盤で崩れたのは、時差や移動などのフィジカルの問題か、それともメンタルの問題か?
「様々な要因がマイナスに働いた。国際的なプレー経験がなく、湿気の高い気候の問題もあった。特に後半は疲れてしまったと思う。そういう中で多くのミスを犯し、リズムもなく、疲れのせいもあって日本につけ込まれた。若い選手たちは、こういう中で適応力や効率よくプレーするにはどうしたらよいかという経験も少ない」

Q:日本の長所、短所は?気になった選手はいたか?
「特定の選手ではなく、チームとして前後半にわたってよいプレーをしていた。選手が交代しても動きはよかった。この戦い方ができれば、アテネ五輪でもよい位置まで勝ち上がれると思う。
マイナス面としたら、中盤の選手のバランスが欠けていたように思うが、他の面ではコンパクトで攻撃のスピードもあり、ブロックもよかった。アテネでの健闘をお祈りします」

Q:中盤の選手のバランスが欠けていた、とは具体的にどういう場面か?
「中盤の選手の個人技が少し足りなかった気がする。ひらめきや攻撃に移る時の動きが、他のチームとは違う気がした。ただ、それをスピードで補っている。勝ち残るには攻撃のオプションが必要で、個人技もなくてはならない。
パラグアイは屈強で、DFが固く、カウンターに長けていて空中戦も得意だ。コパアメリカではこれらがうまく作用して、王者・ブラジルを破った。よい感じで仕上がっているので、南米代表として準備万端で五輪に臨めるのではないかと思う」




以上
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