ニュルンベルク(ドイツ)で直前合宿中のU-23代表は、フォルトゥナ・デュッセルドルフ・ユース(ドイツ地域リーグ)と練習試合を行い、7-0で快勝した。試合後の山本昌邦監督コメントは以下のとおり。
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○山本昌邦監督
「攻撃のバリエーションを増やすという意味では、非常にいいシュミレーションとなった」
Q:小野選手加入後の初めての試合について。
「彼は、あのくらいはやってくれる選手と思っていたので、大した驚きはない。周りの選手が、彼のパスセンスにどれだけついて来られるかが大事。そう意味ではそういうコンビネーションを実践の中で合わせられたということが大きい。彼のプレーを評価するまでもなく、我々のチームに攻撃の落ち着きと意外性のあるプレーから、決定的なパスを何本も出してもらえるので前線の選手が生きてきたと思う。特に大久保嘉人なんかは、走ればボールが出てくるので、生き生きとサッカーしていた。そういう新しい変化が起きつつあるので、これをうまく本番につなげたいと思う。
攻撃に関しては大きな変化がここであったと思うし、チームとしても攻撃のバリエーションが増えたことで大きくなれたと思う。そういう自信を持てる試合になったんじゃないか」
Q:サイド攻撃が生きていたが?
「中央でタメができれば、タイミングを計って出て来られるので、一人の選手の加入によって本当にバリエーションが増えたと思う」
Q:小野選手のチーム合流後に、時間がないというのがいちばん心配だったのでは?
「今日のゲームにどれだけのものが集約して準備できるかということだったが、そういう意味ではゲームの中で一定以上のものが出せたと思う。残りの数日で、本番に向けてさらにコンビネーションを磨いていきたい」
Q:今後の修正点について
「修正点は、調子がいい選手と調子が上がり切っていない選手がいる。さらに上げていかなくてはいけない。しかし、これから能力以上のものを要求して、そこで自信を失われても困ること。チームとしていちばんいい形で本番を迎えられるようにしたい」
Q:小野選手は、本番ではもっとプレッシャーが厳しくなると思うが?
「そういう状況になれば、周りも意識して動くし、まずは小野の考えていることをある程度自由に発揮させてやらないと、周りが感じ取れない。今日は、そういう意味でのステップだったと思う。
ただ、本番になればそう簡単に余裕を持った攻めは出来ないし、最後の残り10分のように押し込まれた状況で低い位置でビルドアップをしながら、ダイレクトプレーにつなげていくイメージが必要になってくる。また、この暑さの中で戦うので、ボールを失わないということが非常に大事になってくる。
いずれにしても、攻守両面で小野のところから始まる場面がどうしても多くなってくる。そこに余裕があることで、周りの選手が余裕を持ってプレーできる。また、彼のマークがきつくなればなるほど、ほかの選手が生き生きと余裕をもってプレーできる。それはそれで、効果はあるんじゃないかなと思う。
小野に厳しいマークがつけば、当然ゲームの中でそれを感じ取れるだけの感覚はもっているので、心配はしていない」
Q:残り1週間で選手たちに期待することは?
「心と体のコンディションを100%に持っていって、自信を持って開幕戦のピッチに立つということ」
Q:オリンピック本番へ向けて
「ドイツキャンプでは、リラックスしながらいい準備ができた。ギリシャに入ったら、少しモードを切り替えて、戦闘モードで3日間、いい準備をしたい」
以上
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