8月21日(土)J1-2nd 2節 横浜FM vs 大分 (19:00KICK OFF/横浜国)
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2ndステージ開幕戦となった先週の試合、横浜FMは、プレッシングサッカーを前面に出す清水という難しい相手に対して白星発進。4ステージ連覇に向けて、いい形で初戦を終えた。
中国・アジアカップでの激闘を終えたばかりのフル代表組の中澤、松田に加え、五輪代表としてアテネで戦う那須、柳想鐵を欠き、さらには久保のケガからの完全復帰がまだという状況の中で、老獪な戦いをして見せた。チーム状態が完全でなければ、その状況に合わせてきっちりと成果を出す。自チームの状態を正確に認識し、その調子に応じて試合をコントロールする大人の試合運びはさすがだった。
この大分戦でポイントとなるのは、前節2ゴールを決めた好調の安貞桓の決定力と、ケガからの回復過程にある久保がどのタイミングで登場するのか、という点。特に岡田監督の戦術を理解し、そのための動きができてきた安と、ここに1.5列目から絡む奥とのコンビネーションに注目してみたい。
攻撃面の力強さが期待できる一方で、リーグ屈指の守備力を誇る最終ラインの強さも見所となるだろう。1対1に無類の強さを見せる中澤、松田の壁は高く、ボールを持った選手とのゴール前の対決に加え、安易なクロスも簡単にはじき返してしまう。そのため、横浜FMを攻め崩すためには複数の選手の連動した動きができなければダメだ。自慢の守備でボールを奪った後の、タイミングを見計らった松田の一気のオーバーラップは何度見ても豪快だ。場内が沸く場面の一つである。松田が攻め上がった後の、ボランチの上野、遠藤によるカバーリングなどもチェックしてほしい所だ。
他チームとの比較になるが、攻撃面での爆発力はそれほどでもない。しかし、攻守のバランスの取れたチーム力の高さはさすがだ。
一方の大分は、ホームでの磐田との開幕戦を引き分けて周囲を驚かせた。その原動力となったのは、新加入のパトリック。不安定だった守備の引き締めに一役買っていた選手だけに、今節出場停止となってしまったのは大きな損失だ。サンドロのパートナーとしてハン ベルガー監督がどの選手を起用してくるのか。ファーストチョイスとしては三上ということになると思われるが、先発メンバーが楽しみである。
大分の攻撃面での生命線は、タテに速い攻撃となる。ボランチの小森田からの守から攻へ、一発で局面を変えられるパスがどこまで精度を高められるのか。まだ、自分のパスのイメージと、味方選手の動きをシンクロしきれていないという小森田のパスの精度が大分の攻撃を左右しそうだ。小森田のパスは、スペースをつく鋭い弾道になるが、それを受ける選手としてスピードのある木島の試合途中での投入が考えられる。古巣を相手にどのようなパフォーマンスを見せるのか。1stステージでは、アウェイの磐田戦でゴールを決めるなど、物怖じしない性格は強豪との対戦に生きてくる。その活躍に期待したい。
大分は攻められる時間帯が増えることが予想されるが、そうした試合展開においては、シンプルにボールをつなぐカウンターが有効だろう。前節は、新加入の吉村がシンプルなワンツーでタテに抜け出してマグノアウベスのゴールをアシストしている。手数、人数をかけずにどこまで横浜FMの陣内に攻め込めるのか、注目したい。
連覇を狙う横浜FMのチャンピオンとしての戦いに対し、挑戦者の立場で試合に臨む大分がどこまで食い下がれるのか。両指揮官の采配も含めて楽しみなところだ。
以上
2004.8.20 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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