8月21日(土)J1-2nd 2節 新潟 vs 市原 (19:00KICK OFF/新潟ス)
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「今後こそ勝ちたいですね」。秋葉は、今季ホーム初勝利を狙う意欲をはっきりと口にした。20日、新潟スタジアムで行われたアルビレックス新潟の練習は非公開。セットプレーの確認などを行った。秋葉がとばす少しトーンの高いゲキは、強風にのるようにしてスタジアムの外まで響いた。「やっぱり多少図々しいヤツがいないと、相手を調子に乗せるばかりですからね」。練習中から最も大きな声を出す。試合前日はさらに気持ちが入る。
市原戦は3バックの中央に入り、ディフェンスラインを統率する。「1stトステージは急造の3バックだったけど、今は場数もこなした。精度が上がったプレーができます」。チームメートの誰しもが「アキが入るとチームの動きがよくなる」と信頼を寄せるムードメーカーにとって、市原戦が約1カ月ぶりの実戦になる。
7月のナビスコカップ第6節・G大阪戦で左手第二中手骨を骨折。ボカ・ジュニアーズ、バレンシアとの国際親善試合は欠場。サテライトでの調整もできなかった。「間に合わせたかった」と言う2ndステージ開幕の東京V戦もドクターストップが解けなかった。今週に入り、CT、レントゲン検査を行ってようやくGOサイン。それでも「足の故障だったらヤバかったです。でも手だったので走れましたからね」。故障中も練習メニューはほぼ通常通りにこなしていた。唯一不安の残るスライディングも「安易に滑らなければいい。その分、しっかり相手を見極めることを意識できる」とプラスに転換している。
前節の東京V戦、新潟は簡単に自陣へ走り込まれた。「最終ラインが下がり過ぎ、マークも甘かった」。秋葉はチームのプレーを分析した。試合後、3バックを形成した松尾直人、安英学、三田光の3人が秋葉に意見を求めにきた。「1トップに3人でつくような形になっていたり、曖昧さが目立っていた」とポイントを指摘。市原戦では課題の解消を実践してみせる。
市原は、秋葉がJリーガーとなった最初のチームだ。96年のアトランタ五輪出場時にも在籍していた。それだけに思いも深い。現在の市原の主力で、当時のチームメートは日本代表DFの茶野隆行がいる。市船橋の1学年後輩だ。江尻篤彦コーチとはダブルボランチのコンビを組んでいた。スタッフにも旧友が多い。古里と言ってもいいチームとの対戦。「やっぱり楽しみですね」と笑みさえこぼれる。
反町康治監督にとっても市原戦は楽しみがある。オシム監督とは今年のオールスターで『反町監督』、『オシムコーチ』としてJ-EASTを率いた。以来交流がある。8月8日のサテライト戦でも、試合後、時間を忘れてサッカー談義に花を咲かせた。「彼は結構、人なつっこくて話好きなんですよ。サテライトのときも、向こうから声をかけてきてくれた」。同時に「すごくサッカーを研究している。J2の試合もテレビで観ている」とサッカーに対する姿勢に敬意を表している。
そのオシムが率いるチーム。アテネ五輪で阿部勇樹を欠くことで、FKの脅威は減った。とはいえ、「好きに走られてはダメ」と要注意であることには変わりない。
秋葉はファーストステージの対戦ではベンチ入りしたものの、出番はなかった。新潟に在籍して6年目。J1に昇格し、初めての市原戦になる。「成長した姿を見せたいですね」。勝ち点3を奪って、ホームの大観衆を沸かせることで古巣に恩返しをする。
以上
2004.08.20 Reported by 斎藤慎一郎
J’s GOALニュース
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